見出し画像

【本】子供のやる気を引き出す「ほめる」よりすごい方法39

教員になって学生への声掛けなどを
色々悩んでいる時にこちらの沼田先生の本に出会いました。

東京学芸大学附属世田谷小学校の先生なのですが、「先生」ではなく「ぬまっち」と児童からは呼ばれている先生。

授業もまるでバラエティ番組でMCを先生がされているような展開の仕方だったり、
帝国ホテルへ児童と卒業遠足をしたりと
私も先生が担任の先生だったらなぁと思う先生です。

そんな沼田先生が今年出された本をやっと読むことができました。

毎日子供を褒め続けてる私。

たまに「なんか違う気がするんだよな…」と漠然と違和感がありました。
その違和感を解消してもらえた一冊でした。

いくつか、ハッとしたものを取り上げたいと思います。

無理に褒めない

じつは、人間には「ほめる力」が標準装備されています。本当にすごいと思ったらほめてしまうもの。むやみにほめるのではなく、そういうときだけ褒めればいいのです。

子供のやる気を引き出す「ほめる」よりすごい方法39

そう、なにかいいところを見つけて褒めようと頑張ってた気がするのです。

だから「すごいね」ばかりになっていたのかも。

私の心に素直に褒めてあげればいいのだと納得をしました。

「ほめる」段階を間違えない

子どもが、自分の描いた絵を「見て見て!」と持ってきたとします。あなたなら何というでしょうか?そんなとき、なんとなく反射的に「すごいね」と言っていませんか?

子供のやる気を引き出す「ほめる」よりすごい方法39

「見て見て欲」じつは5つのレベルがあり、親の対応もそれに応じて5つにするのがいいと考えられます。5つのレベルとは
①見る→②気づく→③認める→④ほめる→⑤喜ぶ

子供のやる気を引き出す「ほめる」よりすごい方法39

初期のレベルでは、ほめなくてといいということです。子どもが抱えている欲求がどのレベルなのかを意識してみてください。

子供のやる気を引き出す「ほめる」よりすごい方法39

確かに、ただ見て欲しいだけかもしれない。
気づいて欲しいだけかもしれないけど、それに過剰に反応していては褒められる方も、褒める方も感覚が鈍ってきてしまう気がして。

わたしが引っ掛かっていたのはまさにここ。
違和感があったのです。

でも、子供のことをちゃんと観察して
照らし合わせながら考えることができれば
モヤモヤが消えていきそう。

「ワンダックオペレーション」で1つずつやる

「今日は夕飯の前にお風呂に入ろう。ご飯を食べたら歯磨きして寝るよ。」

このような、ロングスパンのタスクを出すことが多くありました。

子ども、特に未就学児は、大人のように先の見通しを立てることができません。それでも、人というのは全体像が見えた方がストレスが少ないものです。これは文章を例にとるとわかりやすいと思います。たとえば「ポイントは3つです。1つめは…」という文章で、最初の「ポイントは3つです」がないとしたら?

子供のやる気を引き出す「ほめる」よりすごい方法39

仕事でも、このような話し方をよくしていたはずだけど子供に対しては考えたことがなかった気がして。

まだ、ほとんど、しゃべれないながらも
「ごはんしてー、ねんね!」
と夕方になると話す娘。

「おふろ、ごはん、歯磨き、絵本、ねんね!」
と、確認をしてから

お風呂終わったね!じゃあ次はごはんだ!
ご飯終わったね!歯磨きしちゃおう!
絵本読もうか!

…こんなふうにテンポが良くはならないと思いますが…
話し方を変えてみることは、できそう。


親がもっと毎日を楽しむ

子供を幸せにしたいなら「がんばる」より「笑う」が1番だと心得よう。

子供のやる気を引き出す「ほめる」よりすごい方法39

結局ここだなと。

子供を幸せにしたいから、こうして本を読んで色々考えて。
子供のために、子供のためにとしてしまうけど。

家族が笑顔じゃないと幸せになれないな。と。

早いうちに幼児教育。
バランスのいい手作り料理。
しつけをしっかりする。
綺麗な家。

色々やらなきゃと思うことはあるけど。

まずは、家族みんなが笑顔で。
みんなをよく観察して、
みんなで楽しくいるのが1番!

最終的にここに辿り着かせてもらった一冊でした。



初めてのnoteでの本の感想。

難しい…
読みづらくてすみません。

とても素敵な本です!
ぜひ子育て中の方々に読んでいただきたいです!

いいなと思ったら応援しよう!