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自伝24



小学5年生


小学4年生の私の決意もつかの間。
その友達は学校側の勧めで、支援学級と普通クラスを行き来するようになった。
同じクラスではあったので、お迎えに行ったり送りに行ったりの当番はいつも私が手を挙げてやったいた。
使命感もあるけれど、支援学級のお教室と普通クラスのお教室の間を2人でしっかりお話できることが嬉しかったのだ。

決意したというものの、小学5年生となると私も周りも多感な時期。
子供とはとても残酷で、「しんしょーと友達かよー」みたいなことを普通に発言する。(しんしょうい=身体障害者だが、この場合は障害者全般を指す)

そういう発言が私に向けられたからといっても、特に何もなかった。普通に他の友達とも行動を共にしていた。
私が少しだけ気が強い子だったからかもしれないが。

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