自伝16
問題児の私も小二に進学。
ここで私は今までと少し違う路線になる。
といっても、子供。すぐに別人のようにはなれない。
何が変わったかと言うと、学校行事等のリーダーや係に積極的に立候補する。
そして取り組む。
先生達に挨拶を自分からするようになるし、自分から先生方に関わるようになる。
前から目立つことは大好きだったが、何かが外れたように積極的になった。
そうして、クラスや学年の先生だけでなく、学校の先生たち皆が私を知るようになった。
図工の授業ではアイディアでコンクールに選ばれるし、書道でも選出される。
国語の作文も選ばれる。
学業も生活態度も優秀になった。
だが、気は強いまま。頑固で自分を曲げないため、クラスメイトとの衝突は度々あった。
それでも友達は男女共に多く、支援学級の子とも仲が良く、先生に補助を任されることもあった。
そんな私をよく思わない先生も現れる。