自伝23
届いた手紙の内容は、はっきりとは覚えていない。
だか、ものすごく私は泣いたのを覚えている。
普段の私を知っているから大丈夫だよ。
寧ろ急に妹が泣いてごめんね。
よく妹も見てくれていたもんね。
良かれと思って言ってくれたんだよね。
またいつも通り遊んでほしいな。
そんなことを書いてくれていたのだ。
今思い出しても目頭が熱くなる。
こういうお母さんだから、あの子達は互いに尊敬しあって仲良しなんだ。
そう感じもした。
自分主義の私の母とは全く違うので、羨ましくも思った。
その手紙から私は、学校では何があってもこの2人をカバーして積極的に協力していこう。
そう決めた。
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