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自伝32


小学5年生が長引いたが、やっと6年生。

学級崩壊をしたクラスのクラスメイトは、見事にバラバラに5クラスへ分けられた。
それもグループも別々だった者同士が。
それもそうか。

さて、6年生の私は自由気ままという言葉がピッタリな程自由気ままだった。
やんちゃな子達のグループに属したり、少しオタクなグループに属したり、留学生グループに属したり。
各グループの良さを知り色んな人がいて色んな考えがあることを学んだ。
ジャイアンみたいな性格だった私が少し大人になった年でもあった。

担任の先生は女性。
生徒の一人一人を見てその子に合わせた指導が得意な先生に思えた。

修学旅行の班決めやバスの座席決め等、組み合わせに頭を抱える問題。
意外や意外、私は潤滑油として大活躍したのだ。

6年生となれば不登校の子もでてくるし、普段から一人で行動する子もでてくる。
どのグループ、男女関係なくどんな人でも気軽にお話しできる私は、普段のグループではなくそういった「寄せ集め」の班に属することに。
どうしても他の子もその班になることになるのたが、ジャン負けで班になった子は後日お母様からご意見があり班員にならなかった。



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