見出し画像

【令和3年後期 No.29】公共工事において、工事完成時に監督員への提出が必要な図書等に該当しないものはどれか。【2級管工事 1次試験】

難易度コメントと答え

難易度:★★★☆☆

 近年よく出題されている問題です。見慣れない選択肢を回答する問題になります。覚えれば即答できる問題です。

解説

 工事完成時に提出する資料は以下の通りです。
①機器などの取扱説明書
②機器メーカー連絡先
③完成図
④機器の保証書
⑤引渡書
⑥機器類の試験成績表、試運転記録
⑦官公署に提出した届出書類の控え、検査証
⑧工事記録写真、施工中の水圧等、検査記録
⑨緊急連絡先一覧表
⑩予備品、工具等

(1)~(4)からは以下のように当てはまります。

(1) 工事安全衛生日誌等の安全関係書類の控え・・・該当なし
(2) 官公署に提出した届出書類の控え・・・⑦
(3) 空気調和機等の機器の取扱説明書・・・① 
(4) 風量、湿潤度等を記録した試運転調整の記録・・・⑥

(1)は該当しません。よって(1)が解答になります。

 とはいえ、中々覚えるのは骨が折れる問題です。
 「こんなのあったっけ?」を特定する問題ですから、①~⑩を流し見て、何となく覚える程度で留めるのが良いと思います。
 なお過去に出題された問題(令和2年度 後期 No.29)には選択肢の順序が違うだけで同じ内容が出題されています。
 最低限「安全関係書類はいらない!」と覚えておくだけでも十分だと考えられます。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?