建築設備学ぶぞー

主に2級管工事の過去問を解説しています。 https://setubimanabu.com/

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【令和3年後期 No.48】廃棄物の処理に関する記述のうち、「廃棄物の処理及び清掃に関する法律」上、誤っているものはどれか。【2級管工事 1次試験】

難易度コメントと答え難易度:★★☆☆☆  暗記問題です。  答えは(2) 解説  土は産業廃棄物ではありません。  本問題はまだシンプルな設問ですが、「建設工事にて発生した土砂...」などもっともらしい出題が過去にもあります。(こちらも当然、産業廃棄物ではありません。)  比較的出題されているので抑えておきたい問題の一つです。

    • 【令和3年後期 No.47】業務用冷凍空調機器(カーエアコンを除く。)の冷媒管理に関する記述のうち、「フロン類の使用の合理化及び管理の適正化に関する法律」上、第一種特定製品の管理者が当該機器の使用時又は廃棄時に行うべき事項として定められていないものはどれか。【2級管工事 1次試験】

      難易度コメントと答え難易度:★★★★★  フロン類に関する問題です。知識がないと解けないですし、出題頻度が低い問題です。   解説  ここでのポイントは点検・修理に関係あるかどうかで判断すると良さそうです。  (1),(2),(3)はそれぞれ管理者が製品に対して実施する事項ですが、(4)のフロン類の再生の実施及び再生証明書の交付は業者が業者に対して実施する事項です。  

      • 【令和3年後期 No.46】次の建築設備のうち、「建築物のエネルギー消費性能の向上に関する法律」上、エネルギー消費性能が評価の対象に該当する者はどれか。【2級管工事 1次試験】

        難易度コメントと答え難易度:★★★☆☆  省エネに関する問題です。   解説  エネルギー、すなわち電気を必要とするものは、エネルギー消費性能の評価の対象になります。    給水設備、給湯設備、ガス設備、消火設備の中で日常的に電気を必要とするものはどれでしょう。  給湯設備ですね。お湯を沸かすために電気を必要とします。 ちなみに以下の設備が該当します。  空気調和設備その他の機械換気設備  照明設備  給湯設備  昇降機  逆パターンで「電気を必要としないものはどれ

        • 【令和3年後期 No.45】同一の場所で複数の危険物を取り扱う場合において、指定数量未満となる組合せとして、「消防法」上、誤っているものはどれか。【2級管工事 1次試験】

          難易度コメントと答え難易度:★★★☆☆  数年に1度出題される、指定数量の問題です。できれば解きたい問題です。危険物乙4の資格を取得している人は簡単でしょう。  答えは(3)。 解説  ものすごーくメタ的な解答をすると、500Lは存在しません。  そのため(4)に500Lと書いてある時点で答えが分かります。  なんと例年の傾向的に500Lと書かれてある選択肢で解けます。しかし正攻法ではないですし、応用が効かないため別の問題が解けなかったりします。一応難化した場合に備え

        • 【令和3年後期 No.48】廃棄物の処理に関する記述のうち、「廃棄物の処理及び清掃に関する法律」上、誤っているものはどれか。【2級管工事 1次試験】

        • 【令和3年後期 No.47】業務用冷凍空調機器(カーエアコンを除く。)の冷媒管理に関する記述のうち、「フロン類の使用の合理化及び管理の適正化に関する法律」上、第一種特定製品の管理者が当該機器の使用時又は廃棄時に行うべき事項として定められていないものはどれか。【2級管工事 1次試験】

        • 【令和3年後期 No.46】次の建築設備のうち、「建築物のエネルギー消費性能の向上に関する法律」上、エネルギー消費性能が評価の対象に該当する者はどれか。【2級管工事 1次試験】

        • 【令和3年後期 No.45】同一の場所で複数の危険物を取り扱う場合において、指定数量未満となる組合せとして、「消防法」上、誤っているものはどれか。【2級管工事 1次試験】

          【令和3年後期 No.43】建設業者が請け負った管工事について、「建設業法」上、当該工事の工事現場に置かなければならない主任技術者の要件に、該当しないものはどれか。【2級管工事 1次試験】

          難易度コメントと答え難易度:★☆☆☆☆  主任技術者の要件に関する問題です。  出題されやすい問題です。 解説  建築士は管工事と関係がありません!  建築士は建築工事に該当します。  今回は二級建築士が選択肢に出てきましたが、過去には一級建築士が選択肢として出題されています。当然一級建築士も間違いです。確実な得点源としましょう。

          【令和3年後期 No.43】建設業者が請け負った管工事について、「建設業法」上、当該工事の工事現場に置かなければならない主任技術者の要件に、該当しないものはどれか。【2級管工事 1次試験】

          【令和3年後期 No.42】建築設備に関する記述のうち、「建築基準法」上、誤っているものはどれか。【2級管工事 1次試験】

          難易度コメントと答え難易度:★★☆☆☆ 建築基準法の問題です。クロスコネクションに関する問題がよく出題されます。 解説  排水再利用水は飲み水に使用しません。便所の洗浄等に用います。  後述する規定のため衛生器具に排水再利用設備を接続することができないとなっています。が、そうした規定よりもクロスコネクションと同じ要領で考えると良いでしょう。

          【令和3年後期 No.42】建築設備に関する記述のうち、「建築基準法」上、誤っているものはどれか。【2級管工事 1次試験】

          【令和3年後期 No.41】建築物の用語に関する記述のうち、「建築基準法」上、誤っているものはどれか。【2級管工事 1次試験】

          難易度コメントと答え難易度:★★☆☆☆  特殊建築物や主要構造部はよく問われる問題です。しっかり正誤を見分けられるようになりましょう。   解説  主要構造部は、壁、柱、床、梁、屋根、階段の6種類です。  ただし、最下階の床、屋外階段及び間仕切壁は含まれません。  当然、基礎ぐいも主要構造部に含まれません。

          【令和3年後期 No.41】建築物の用語に関する記述のうち、「建築基準法」上、誤っているものはどれか。【2級管工事 1次試験】

          【令和3年後期 No.40】労働者に支払う賃金に関する記述のうち、「労働基準法」上、誤っているものはどれか。ただし、法令若しくは労働協約に別段の定めがある場合等、及び、労働組合等との書面による協定がある場合を除く。【2級管工事 1次試験】

          難易度コメントと答え難易度:★★☆☆☆  比較的簡単な問題です。  法規の分野は数をこなして正答率を上げていく必要があります。  解説  賃金は賞与も含まれます。賞与も労働に対する報酬だからです。

          【令和3年後期 No.40】労働者に支払う賃金に関する記述のうち、「労働基準法」上、誤っているものはどれか。ただし、法令若しくは労働協約に別段の定めがある場合等、及び、労働組合等との書面による協定がある場合を除く。【2級管工事 1次試験】

          【令和3年後期 No.36】塗装に関する記述のうち、適当でないものはどれか。【2級管工事 1次試験】

          難易度コメントと答え難易度:★☆☆☆☆ サービス問題です。 解説  塗装は原則、製造所で調合された塗料をそのまま使用します。    原則です。(現代では推奨されませんが)実際に現場で調合している例はなくはないです。  なぜ現場調合は推奨されないかというと、品質に影響を与えるからです。  塗料を製造しているメーカーは、完成された塗料と塗料を混ぜて色を作るのではなく、色原料を元に一から塗料を制作しています。  完成された塗料と塗料を混ぜることは、色の劣化速度(紫外線による影

          【令和3年後期 No.36】塗装に関する記述のうち、適当でないものはどれか。【2級管工事 1次試験】

          【令和3年後期 No.39】建設工事現場における作業のうち、「労働安全衛生法」上、作業主任者に選任すべき作業に該当しないものはどれか。【2級管工事 1次試験】

          難易度コメントと答え難易度:★★☆☆☆   たまに出題される、特別教育なのか、作業主任者が必要なのかを見分ける問題です。  様々な作業があるため、覚えなければいけない問題のように感じますが、あるキーワードにより一瞬で判断ができる場合があります。 解説  「つり上げ荷重が1トン未満の移動式クレーンの玉掛けの作業」は特別教育をする必要があります。作業主任者を選任する必要はありません。  ただし1トン以上であれば作業主任者を選任する必要があります。すなわち危険な作業には作業主任

          【令和3年後期 No.39】建設工事現場における作業のうち、「労働安全衛生法」上、作業主任者に選任すべき作業に該当しないものはどれか。【2級管工事 1次試験】

          【令和3年後期 No.38】空気調和設備の試運転調整における「測定対象」と「測定機器」の組み合わせのうち、適当でないものはどれか。【2級管工事 1次試験】

          難易度コメントと答え難易度:★★★★☆  あまり出題されず、 測定対象とその測定機は暗記の分野です。理屈では解きにくい問題ですから、選択問題のためパスをしても良いかもしれません。   解説  ダクト内の圧力はマノメーターを使用します。  電子式のマノメーターがほとんど主流ですが、過去にはU字管マノメーターが使用されています。  マノメーターの画像はこちらから!実物を見て知識に定着させましょう。  直読式検知管は測定ガスの濃度などを測定するものです。  直読式検知管の画像

          【令和3年後期 No.38】空気調和設備の試運転調整における「測定対象」と「測定機器」の組み合わせのうち、適当でないものはどれか。【2級管工事 1次試験】

          【令和3年後期 No.37】試運転調整に関する記述のうち、適当でないものはどれか。【2級管工事 1次試験】

          難易度コメントと答え難易度:★★★☆☆  近年よく出題されています。 解説  給水の残留塩素は濃度が一番低くなる場所を測定します。つまり末端で測定をしなければなりません。  浄化センターにて浄化された水、すなわち塩素が含まれている水が、水道本管から建物の中へ、そしてポンプで部屋まで送水するイメージを持ちましょう。  ポンプ付近よりも、配管の末端部分の方が消毒してから時間が経っているため、塩素濃度が低くなっている可能性があります。

          【令和3年後期 No.37】試運転調整に関する記述のうち、適当でないものはどれか。【2級管工事 1次試験】

          【令和3年後期 No.35】ダクト及びダクト附属品の施工に関する記述のうち、適当でないものはどれか。【2級管工事 1次試験】

          難易度コメントと答え難易度:★★★☆☆  頻出ではないですが、選択肢に違和感を持てるかが重要です。 解説  この問題の肝は、ダクトは工法・材質によって吊り間隔が違うことを認識しているかです。  吊りの目的はダクトの自重によるたわみの防止です。たわみやすい工法・材質ほど吊り間隔を短くする必要があります。  共板フランジ工法は、ダクトの端を90度に折り曲げ、ボルト、ナットで接合する工法です。  対してアングルフランジ工法は、鉄やステンレス等で製作したフランジをダクトの端に溶

          【令和3年後期 No.35】ダクト及びダクト附属品の施工に関する記述のうち、適当でないものはどれか。【2級管工事 1次試験】

          【令和3年後期 No.34】機器の据付けに関する記述のうち、適当でないものはどれか。【2級管工事 1次試験】

          難易度コメントと答え難易度:★★★☆☆  頻出です。他の選択肢に惑わされず、確実な得点源にしましょう。 解説  汚水槽の通気管は直接単独で大気に開放する必要があります。他の通気管と合流してはいけません。  なぜ合流してはいけないのでしょうか?  それは他の排水槽からの悪臭や有毒性ガスの流入を防ぐためです。  また排水を流入する際には排気、排水ポンプを稼働する際には給気をする役割を持っています。  以上のことから汚水槽の通気管は直接単独で大気に開放する必要があるため、(1)

          【令和3年後期 No.34】機器の据付けに関する記述のうち、適当でないものはどれか。【2級管工事 1次試験】

          【令和3年後期 No.33】機器の据付けに関する記述のうち、適当でないものはどれか。【2級管工事 1次試験】

          難易度コメントと答え難易度:★★★☆☆  良く出題される問題です。得点源にしましょう。 解説  大型ボイラーの基礎は鉄筋コンクリート製とする必要があります。  なおかつ、コンクリートを打設する前にボイラーの基礎の鉄筋と躯体の鉄筋を溶接(もしくは緊結)する必要があります。  大型ボイラーは非常に重いため、無筋コンクリートの上に設置した日には重さに耐えきれず沈下してしまう恐れがあります。  そのため構造的に強い鉄筋コンクリートにする必要があります。  またボイラーの基礎の

          【令和3年後期 No.33】機器の据付けに関する記述のうち、適当でないものはどれか。【2級管工事 1次試験】

          【令和3年後期 No.32】建設工事における安全管理に関する記述のうち、適当でないものはどれか。【2級管工事 1次試験】

          難易度コメントと答え難易度:★★★☆☆ 頻出です。細かい数値ですが覚えて得点源にしたいところです。 解説  高さ2mとなる作業床は、幅を40cm以上、床材間の隙間は3cm以下と規定されています。  そのため(1)の「作業床の幅は30cm以上…」は誤っているため正答です。  この規定が混同しやすいためか、よく「幅は30cm以上…」、「床材の隙間は4cm以下…」と出題されます。  正しい数値を覚えて得点にしましょう。  

          【令和3年後期 No.32】建設工事における安全管理に関する記述のうち、適当でないものはどれか。【2級管工事 1次試験】