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【結果の出る節約術2】最高の節約法は?

 新婚時代のこと。
 夫が「住宅ローンを組まずに家を買いたい」と言うもので、とりあえず様々な節約本を読み漁り、貯金のテンションを上げようと思いました。
 それでいくつも本を買ってきて夫に怒られました。
「節約しようって言ってんのに、そんなにたくさん本を買ってどうするんだ! バカヤロー!」
 ハイ、すみません(震え)。
 でも、私は本を読むのが大好きです!(←開き直り)。
 だけど、「確かに、節約しようって決めて、本をたくさん買うのはいかんな」と反省。
 それから図書館で借りたり、本屋で本当に良いと思ったものだけを購入。    
 失敗したと思った本は古本屋に売却しました(今だったらメルカリで売ると思います)。

 とりあえず最高の節約法はどんなものかを知りたかったのです。
 そして辿り着いた結論。
「最高の節約法は人によって違う!」でした。

 ある都会に住むミニマリストさんの独身男性の節約本を読んだときのことです。
 良書で、ぜひ実践したいと思う節約法がたくさん書いていましたが、これだけは私には当てはまらないということがありました。
 それは「節約のためには車は持たないほうがいい」でした。

 当時の私は妊娠中。
 これから子どもが生まれて家族が増えるし、親が産後、遠方から手伝いに来てくれる予定。
 どう考えても家族の人数が多くなれば、車はないよりもあるほうが移動のお金が少なくて済むと思いました。
 
 でも、その著者様が嘘を書いているとは全く思いませんでした。
 電車社会の都会で一人暮らしの人の場合、移動は車を持つよりも電車を利用したほうがはるかに節約になるのでしょう。
 それがその人の真実。
 その一方で、地方の車社会のエリアに住む方や大家族は車があったほうがトータルで安上がりだと感じます。
 だから、最高の節約法は人によって違っていて、私の場合は子育て経験のある主婦の方の節約法が自分にとってしっくりくるものが割合的に多いと感じました。

 いろんな本を読んで、全てを鵜呑みにするのではなく、自分の場合はどうか? それをまず考えて、できそうな節約から一つ一つ実践してみようと思ったのです。
 基本的に自分の置かれている境遇に似ている人の節約本を読むと、細かい点まで参考になるものが多いと感じます。

【本から得た学び】
最高の節約法は人によって違う
自分の境遇に似た人の節約法は参考になることが多い

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