【結果の出る節約術7】手元の現金の持ち方
あれは東日本大震災のときでした。
使う口座と貯める口座はきっちり分けて「使わないお金はあると使ってしまう」と思って全部預金していた私。
ところが、地震でATMが使えなくなりました。
ヤバい、どうしよう~。
本気で焦りました。
関東はすぐに正常な状態に戻ったのでセーフだったのですが、少しは手元に残しておかねばと猛省した出来事です。
あるユダヤ人の方のお金の本を読んでいたとき、新札の香りを楽しむって書いてありました。
新札の香り?
「なんとマニアックな」と思いましたが、自分も嗅いでみると確かに新札の香りは素敵(笑)
それまで新札は子どもの習い事やお年玉、冠婚葬祭などにしか用意していませんでした。
子どもたちの算盤やお習字の先生がベテランのおばあちゃまで、口座引き落としではなく現金払いだったので。
そういう良い先生との出会いがあるのかという運もありますが、案外ベテランで自宅でやってくれる個人の先生のお教室がフランチャイズ形式と違い安価で質の良い丁寧な指導をしてくれると感謝であります。
息子は算盤のおかげで消費税の計算まで速いので買い物に連れて行くと大助かり。
月謝の支払いの際は毎月新札を封筒に入れていたのですが、自分で使う用もできるだけ新札にすることに。
最近の両替は「何枚まで無料」と限度を超えるとお金をとられるので、無料の範囲でやっております。
新札にかえると綺麗なお札が財布から出ていくのが惜しくなって無駄遣いの予防につながりました。
今はキャッシュレスの時代ですが、私はどちらかというと現金払いのほうが目の前でお金が出ていくので使い過ぎの予防ができるタイプです。
これはその人の性格によると思います。
アプリで管理して数字で見える化したほうが気が引き締まるという方もいらっしゃると感じます。
お好みで、自分なりの気の引き締め方を考えてみるのも楽しいのではと思います。