作務衣はお坊さんの着物ですが、 百性や庶民と共にあった【野良着】。 私の田舎では【山着】【ヤマギモン】と言われています。方言で、畑に行くことを「山へ行く」と表すのでその流れか。 高度経済成長により洋服の入手が簡単になるくらいまで、仕事着兼日常着でした。 「着のみ着のまま」という言葉通り、畑から帰った服そのままで、家でも過ごす暮らしもあったと記録されています。現代では想像のつかない衣服生活がありました。 ここでは、主に上着における工夫をご紹介します。 地域・着た人の
よく手縫いは「ぬくもりがあるね」と言われますが、そのぬくもりはどこから来てるんだ!?を考えます。 一、対峙した際の感情ミシン全盛の時代に、手でコツコツ縫うのはやばいですよねー。ここで「手縫い!?マジか!」という驚き、そしてねぎらいさえ発生するのでは。いやまぁそりゃそうよね、以降本題。 二、縫い目人の手による「手縫い」なので、縫い目は一定じゃありません。 その【ゆらいだ縫い目】が、最大要因だと思います!! ●心境●体調●無心度合い●全体の俯瞰度 などは、針先によく現れ