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人と魚の共存のために

なぜ、今の仕事を志したのか⁇

と問われたら、人と魚が共存できる社会作りに貢献するためだと、魚の養殖という道に進んだ自分は答えるつもりです。

実際、世界の食用水産物消費量は年々増加を続けており、世界の1人当たり年間水産物消費量は約50年間で2倍に増加しているそうです。
(私たちの水産資源ー水産庁・・・から引用)

それに対し 日本周辺水域の資源状況をみると、資源評価の対象となっている魚種・系群の状況は、全体としては近年おおむね安定的に推移しているといえるものの、低位水準にとどまっているものや資源水準が悪化しているものもみられるそうです。(またまた私たちの水産資源ー水産庁・・・から引用)

さらに漁業に携わる人々の人手不足や高齢化も進んでおり、これらのことから持続可能な水産資源の利用と提供の形が、もしかしたら崩れてしまうのではないかと考えていました。

元々魚が好きということもあり、折角仕事をするのだったら、人と魚が共存できる社会作りに貢献するような仕事に就こうと思いました。

定置網の漁師だとか、どこかの県の水産課だとか、それに貢献できるような職業は結構あると思います。その中で若い人が少ないんだったら自分がやればいいのでは⁇という考えと、今まで培ってきた経験と知識で現場からいい方向に変えることはできないか⁇という思いから、天然資源への影響が少なく抑えられる完全養殖の道に進むことにしました。

大学時代に学んだ海や魚を大切に思う心を現場の人々に少しは理解してもらい、更には行動にも移して頂けたので嬉しく思います。

まだまだ養殖業者としては半人前ですが、これからも養殖業を通して人と魚が共存できる社会作りに貢献していきます。

写真は自分の部屋にあるブリの仏壇です。彼らの命を頂いて自分達は毎日生活することができています。そのことに感謝するのと同時に、時として仕事上何の罪もない命を奪ってしまう謝罪も込めて、明日も家を出る前に仏壇に手を合わせてから職場へと向かうのです。

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

p.s. 文章を書くのは難しいですね〜
拙い文章ですいません(^^;;
でも思考を文字に起こす作業というものは結構面白いもので、また近いうちに更新しようかなと思います^ ^

#自己紹介 #水産#養殖業#note始めました

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