
期待はするけど
「期待はするけど、アテにしない」
大好きな演出家の先生が言ってた言葉
最初この言葉を聞いたのは演技の授業中だった
一緒に演じた相手はお芝居がとても上手な方だったんだけど、そういう時ってテンポ感とかテンション感をリードしてもらえることが多いんだよね。
でもその時は相手がセリフを忘れてしまって、
あたしもアテにし過ぎてたもんだから2人してプチパニックになっちゃったの。
当時のあたしにとって「期待はするけどアテにしない」って言葉、お芝居の観点ですごく腑に落ちて勉強になったんだ。
最近、当時のお芝居勉強ノート見返しててふいにこの言葉をまた見る機会があって。
これ、人間関係においても大事な言葉だなって思った
「相手に期待しない」
最近言ってる人多いと思う。
すごく大事だと思うし、期待してガッカリすること今までの人生で沢山あった。
でも、なーんかそれ腑に落ちきれなくて。
「期待しない」って
希望をちっとも持ってない気がして、
「どうせ…」みたいなマイナスな気持ちが見え隠れしてる気がして、
すごく寂しいなーって、おもってた。
でも
「期待はするけど、アテにしない」
だったら希望とか、「こうなったらいいな♪」みたいなゴキゲンでポジティブな感じ
かるーいきもちで期待はしとくけど、
その通りになってもならなくても
自分がグラグラッとブレることはない
“期待通り”に固執しない
あたし的にはこれが一番腑に落ちます