社会人になってからを振り返る
社会人6年目になって思うこと
大学を卒業し、社会人になって今年で6年目に突入した。社会人になってから今までを振り返る
就活、社会の一員になる
就活していた当時を振り返ると、ずっと買い手市場と呼ばれていた就活戦線が売り手市場へ変化し始めた時代だった。現在の状況に詳しいわけではないが、当時は大手志向が根強く、大手の安定した企業に入れば一生安泰とは言わないまでも、それなりの生活は保証され、勝ち組といわれた(と思う)。
入った会社で定年まで勤め上げたいと答えた人の割合も低くなく、組織への協調性を大事に考える人が多かったとも思う。自分としても、地元ではそれなりに知られ、手堅いと言われる会社に採用され、就活成功だと思った。
希望の会社に採用してもらえて大変うれしかったし、人にも恵まれていると感じた。働き始めてからも、会社の役に立ちたいという気持ちが強く、会社に貢献できていると思えばサビ残も苦ではなかった。
だが、やはりムリをしていたのだろうと思う。もともと要領のいい方ではなく、コミュニケーション能力が高くもない、というか低い。協調性は高い方で、周りに合わせながら、たまにはムリして日々を乗り切ってきた。人を覚え、仕事にもなれ、こんなもんかと調子をつかんできたが、4年目に転機が訪れた。
転勤とメンタル不調
4年目の4月に転勤で本店から別の街へ引っ越し、また仕事内容も全く経験のない営業に配属となった。純粋にキャリア形成のための営業配置だったとは思うが、自分に適性はなかったと思う。日々わからないことだらけ。わからないことが何かすらわからない状態。失敗続き、朝も夜もなく、土日も鳴り続ける携帯電話。そんな状況の中、繁忙期のシーズンに突入し、さらに仕事は忙しくなった。
当時を振り返ると(正直振り返ると吐き気もよおすくらいキツイ)、車運転中には事故って入院したら会社行かなくて済むとか、夜眠ると次の日が来てしまうから眠りたくないとか、そんな感じだった。体重もどんどん減っていった。車運転中ひたすら嘆いてた気がする。自己否定に次ぐ自己否定。生きるの辛い。そして会社に行けなくなって精神科にお世話になった。
先生には軽い適応障害のようなもので、仕事をちょっと休めば治ると言われ、2週間休みをもらった。休み中は昔好きだったラジオを聴いたりして過ごし、何とか仕事に復帰した。しかし営業成績は最悪だったため、営業の適性なしということで1年でまたもや転勤となった。今度はまた別の街で事務職に戻ることになった。
5年目~、今に至る。
5年目からまた別の支店で事務職に戻ることになり、土日の出勤なし、ほぼ9時~5時の生活に戻ることになった。もちろん繁忙期はそれなりに忙しいが、仕事内容も自分に向いていると感じている。メンタル不調も今では回復した。気分が暗くなることは当然あるが。営業時代の辛い記憶が突然浮かんで吐きそうになるときもある。そしてなんやかんやで現在に至っている。
改めて社会人6年目になって思うこと
直近6年を振り返って思うこと。
1.人の痛みは自分が同じ経験をして初めてわかる
2.謙虚さが過ぎたら卑屈になり、自分が嫌いになる
3.幸せについて考える
とりあえず以上の3つが大きな点と思うが、書くの疲れてきたので、また続きは今度。
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