ブランク合気道家の葛藤
朝晩は秋の気配が漂っておりますが、昼間はまだまだ暑いです。
とはいえ、寝る前に窓をあけて、涼しい夜長を楽しめる貴重な季節ですね。
みなさま、いかがお過ごしでしょうか。
突然ですが、私はなんちゃって合気道家です。
というのも、はじめてからの歴は20年以上経ちますが、途中15年くらいブランクがあり、実質5年、しかも月2回くらいしか稽古に行ってません。。
めちゃくちゃハマってるわけではないけど、細々と続けている、そんな感じです。
合気道家と言っていいのかもはばかられます。
「やめればいいのに」
自分でそう思うこともありますが、これからもずっと続けたい武道であることは変わりません。
私が合気道を始めたのは、相手を投げたいとか、強くなりたいとかではなく、合気道というものが現代にある武道の中でも、わりと精神性に重きをおくものだったからです。
(いろいろな流派がありますが、私が入門した流派はそのようなものでした)
勝負をして勝つこと(=スポーツ)ではなく、和合の精神で相手を受け入れ、相手の行きたい方へ導く。
万有愛護の精神が、自分に合っているなと感じているからです。
力でぶつからないので、受け身も嫌な感じがしない。
これはビジネスや職場の人間関係にもめちゃくちゃ活かせました。
道場に来ている人はみな明るくて前向きで、まさに「氣の出ている」人たちです。
稽古に行くととても元気になる。
疲れてるとき、行きたくないなーと思うときにいくと、明るさを取り戻して帰れる。
そんな不思議な力があります。
だから続けたい。
実は、15年のブランクがありましたが、その間でも、1人で練習する「1人技」や「呼吸法」などはずっと続けておりました。
歩くときも正しい姿勢を意識して歩いたり。
でも、技に関しては完全に忘却。
ブランク前に2級まで昇進し、ブランク明けに1級になりましたが、今、ブランク前の2級以下の技は完全に忘れています・・
でも次は初段なので、初段の技を稽古しなければなりません。。
こんなんで良いのかな・・
初段になれば黒い袴を履くことになる。
そして下の級の人たちに、手本を見せたり教えたりする役目も担う。
これはまずい。
動画で2級以下の技を見て自主練するも、動画で1人でやってもできているかわからない・・
過去の技をみっちり教えてもらう機会をつくってもらえるように、お願いするしかないか。
どうしよう。
ま、気長に考えよう。
そんなスタンスです。
好奇心があるので浅く広く手を出しますが、一つのことを極めるまでやれたことはありません。
これからも、いろいろちょっとずつ楽しみたい。
同じ悩みをお持ちの方がいたら教えてください(笑)
しょうもない話を読んでくださり、ありがとうございました。