自主独立の大阪商人に学ぶ資産形成
先月から、不動産投資の本10冊読破チャレンジをしております。
なにごともまずは勉強!
通信教育と本は必須です。
学んでいる時がワクワクして一番楽しいかも!?
そんななか、「大阪商人の目線」で不動産投資について書かれている本と出会いました。
感銘を受けたのでご紹介します。
当時の大阪商人の蓄財術は、現在の経済学でも証明された「資本主義経済で一番豊かになる方法」なのだそうです。
大阪の街は、何度も何度も戦争や火事などで壊滅的な被害を受けてきた歴史がありますが、そのたびに大阪の商人たちは惜しみなく私財を投げ売って町を再考させてきたそうです。
なぜなら、どんな状況になろうとも、また一から再興するための「資産の作り方・残し方」が代々引き継がれているから。
どんな状況にあっても、能力に関係なく資産を気付ける手法を身につけていれば、生き残ります。
そして、コツコツと築き上げた資産を、街や他者のために惜しみなく使う。
これこそが、活きたお金の使い方ではないでしょうか?
この根底には、大阪商人には元々「お上に頼らない」自主独立の気質があるからだとも書かれていました。
大阪には多くの橋がありますが(浪華八百八橋)、多くが民間の商人などの寄付によって作られているそうです。
淀屋橋や中央公会堂は当時の豪商による寄付で作られ、通天閣も地元商店街の人がお金を出し合って作ったのは有名な話。
国や府に頼らずとも、自分たちの使うものは自分たちで作り上げる。
そのために自ら資産を築き上げる。
資産形成は、一攫千金で大儲けすることとは違います。
商売で儲けることは華やかですが、資産づくりには時間がかかり、コツコツと地味な部分があります。
商売で得たお金をコツコツ投資に回し、投資で得たお金をさらに投資に回すことで、少しずつ雪だるま式に資産を蓄積していきます。(再投資による複利効果)
これは現在の投資と呼ばれるもので成功している人の共通原理です。
(短期的な大儲けではない)
そして、何か災害や事件などがあっても「誰かのせい」「国のせい」「経済のせい」にしていては何も改善しません。
「何が起きるかをあらかじめ想定しておき、平時から備えておく」
現在の急激な円安やインフレ(値上げ)、財政危機が身近に迫っている今、このマインドが絶対に必要かと思います。
こんなことを大阪商人から学びました😀
ということで、日頃からコツコツ、投資していきましょう。
自分への投資(学び)、金融投資、現物投資など、一攫千金狙いではなく、時間をかけてゆっくりと、来たるべき時に備えましょう。
では!