節約を「性格」と「環境」で考える
1. ご挨拶
本日もおつかれさまです。
夕日をゆっくり見る時間は節約したくない、節約幸太郎です。
島根県松江市にある宍道湖から見た夕日は格別でしたので、お裾分けです。
日本海側に行くと、夕日が海に沈む景色が見られるので毎回楽しみにしています♪
さて、今回は「節約とは人生に向き合うことじゃないか」というシリーズの記事#2です。
なんだか壮大ですが、この記事を書いた目的は、
皆さまの人生を豊かにするために、
少し違った側面から、
「節約」を紹介したい
です。
さいごまでお付き合いいただけましたら幸いです。
また、フォローやコメント、スキ、大歓迎です。
特にコメントは、すべて大切に読ませていただき、お返事させていただきます。
交流を通して、皆さまからもたくさん学ばせていただきたいです。
本日もよろしくお願いします♪
2. 節約は自分の性格と環境によって決めるべき
前回の振り返り
節約と「ケチ」は全く異なるものだと、前回の記事で書かせていただきました。
要約すると「目標や自分の価値観を達成するために前向きな節約がある」と、私は考えており、これは「ケチ」とは全く違うステキなものだと私は考えています。
今回の記事は、節約をする際に、
素直な自分の「性格」
と
自分の置かれている「環境」
を整理してみよう!
という趣旨の記事を書きます。
この記事を見ることで、「節約」は人の真似じゃなくて良い、「節約って何だろう」と考えてもらうきっかけになれば私は嬉しいです。
節約は自分の置かれた環境で変化する
それでは、まず「環境」について考えてみたいと思います。
節約は「あれこれ構わず、みんなの真似をしまくればいいか」と言えば、私はNo!だと考えます。
理由は「環境要因が自分に大きく影響を与えるから」です。
この「環境」について少し整理していきます。
節約は高校生、大学生、社会人、フリーター、独身、世帯持ち、老後等、自分の今の状況によって大きく変化します。
また、同じ状況に見える人でも、自分が描く未来像によって、節約の在り方は変わってきます。
例えば同じ独身でも「結婚願望あり」と「結婚願望なし」では、最低限の希望する収入や、貯蓄額に変化が生じます。
また、過去の経験から今は社会人で比較的裕福だけど、「倹約家な両親の背中を見て育ち、自分もお金を使うことに抵抗がある」という価値観を持っている方もいます。
このように、節約は、今の状況に加え、未来、そして過去や自分の性格等の要因から自分の価値観によって行われています。
また、例えば精神的な節約を好む「私」という存在でも、結婚して子供が生まれれば、教育費や子どもの将来のために金銭的な節約が第一に変化する場合があります。
※「精神的節約」は次回以降説明しますね。
これらを考えると、
今の自分を自己分析すること、
つまり自分の人生や価値観と向き合ってこそ、
本来するべき節約が見えてくる
と私は考えています。
節約は自分の性格特性を受け入れてあげること
次に、自分の「性格」や「価値観」について整理していきます。
前節で、「環境」が自分自身に影響を与えると述べてきました。
しかし、この環境要因ばかりを受け入れていると、自分の気持ちに素直になれず、苦しい思いをしてしまう可能性があります。
今の環境を受け入れ、どんな影響を与えているか考えると同時に、
私はどんなことを大切にしているか、ぜひ考えてみてほしいです。
そして、
大切な価値観を守るために、
自分の環境から許す範囲で、
無理なく節約をしてほしい。
と私は考えます。
そもそも、節約と聞けば、「お金の支出を減らす」と考えることが一般的かもしれません。
みなさんは、「少しでも安く買えるように努力する」ことは当たり前だと思いますでしょうか。
私の考えは、必ずしもそうじゃない、です。
例えば、私の母は、私が子どもの頃から毎日の夕飯を作るために、いくつかのスーパーを巡り、少しでも安く買い揃えることで、支出を少しでも減らそうと努力していました。
1つのスーパーで買い揃えるより、日々200円くらい節約できていたのだろうと思います。
その努力に敬意を表しますし、毎日200円の節約はヶ月6,000にものぼる大きな節約です。
何軒か回って、少しでも安く買えたと嬉しい気持ちになること、私もよくありますし、今でもその派閥でもあります。笑
しかし、その努力の裏に、「時間」がかかっていたんだなと思います。
買い回ることで1店舗で買うより30分以上余計にかかり、その結果が200円の節約であった。
これは、1時間の時給で言うと400円ということになります。
(※扶養内で働き、あとは支出を抑えることももちろん尊重しています。また、人の行動は節約以外の要因ももちろんあることも理解しております。自分の頑張りを時給換算することは気持ちの良いものではないかと思いますが、説明の1つと思って、ご容赦ください。)
このような「時間を使って金銭的節約」をすることは、「時間的な節約」を大切にしたい人は、モヤッとするかもしれません。
その分働いたり勉強して、自分の市場価値を高め、収入を増やせば問題ない、というのも1つの考えです。
前提として、
収入−日々の支出=金銭的余裕
ですので、
収入をあげるor 支出を下げることで、
金銭的余裕が生まれます。
しかし、「時間的節約」ばかりを考えられるようになるためには、一般的に金銭的余裕が必要です。
例えば、同じJRという企業の鉄道で、東京大阪間を移動するとします。
新幹線を使うのと、電車のみで移動を考えると、新幹線で早く移動するためには「特急料金」を支払い、電車のみより多くの支出が必要になります。
時間の短縮を、お金で買っている感覚に近いですね。
この新幹線移動を、毎回やっても困らないか、電車や夜行バスを検討しないといけないかは、「金銭的余裕」と、自分の性格・志向によります。
志向については、どこまで我慢できるか、また、時間に対してどれだけの価値を感じているか等によります。
つまり「金銭的節約」や「時間的な節約」のどちらを好むかは、そもそも個人の価値観に違いがあるということです。
3.自分の節約について考えてみよう
自分の「節約」に対する価値観の違いは「環境」により影響を受けている場合があります。
生まれてから成人になるまで、家族全員もったいない精神の塊だった!!とかでね♪
「金銭的節約」のみを考える傾向にある方は、少し「時間的節約」についても考えてみると、「節約」の幅も広がると私は考えます。
例えば社会人になったら、多少金銭的節約を排除し、時間を30分作り出し、自身のスキルアップに費やせば、転職や副業で収入があがる、と考えられます。
今の努力が3年後の自分を楽にしているかもしれません。
しかし、節約をする上で、「この節約は自分には合わないな」と性格的に受け入れられない場合があります。
この性格的に受け入れられない節約は、「体力的」または「精神的」なダメージを受けますので、無理をしてほしくないです。
「身体は資本」という考えがあるように、心身の健全・健康な状態がなければ何事も始まりません。
※「体力的節約」と「精神的節約」については、次回以降の「節約の4種類」で紹介しますね。
無理のない範囲で、少しずつ節約をしてみてください♪
長々とした記事をお読みいただきありがとうございました。
みなさんの「価値観」や「性格」を基に、
節約について、
再考していただけるきっかけになれば嬉しいです。
夫婦や恋人同士でも、
いろんな節約の形があると、受け入れられるだけでも、
少し心に余裕ができるかもしれません。
3. 次回のお知らせ
ここまで読んでいただきありがとうございました。
スキ、フォロー、コメントをしていただけますと、とっても嬉しく、励みになります。
コメントは1通1通大切に読ませていただき、お返事をさせていただきます。
みなさんの節約ノウハウも、ぜひ聞かせてください♪
次回は節約には4種類あることという私の考えをお伝えする予定です。
先にお伝えすると、
金銭的節約
時間的節約
体力的節約
精神(脳)的節約
です。
一般的には「金銭的節約」に目が行きがちですが、この4つを意識してあげることで、本当に必要な節約を考えられるようになるのではないかなと、私は思います。
では、また次回お会いできることを楽しみにしています。
幸あれ、節約家!!
節約 幸太郎