ドラマ『恋する母たち』に元カレっぽい人いっぱい出てきたので書き殴ってみた
いつだったかは忘れてしまったけど、サンプルか何かで柴門ふみさんの漫画『恋する母たち』を1話だけだったかあらすじだけだったかを読んでから、そのうち読みたいなと思っていたのだった。
普段から積読があるのに、そのうち読みたいと思いつつ買いもしなかった漫画を読むわけもなく、気づいたらドラマ化されていたし、放送終わって数年経っていた。月日が早すぎる。ドラマなら聞き流しみたいな感じでながら見できるかなと思って、通勤ついでの隙間時間で観終わることができた。
https://www.amazon.co.jp/gp/video/detail/B09HN97R8S/ref=atv_dp_share_cu_r
観終わることはできたけど、メンタルが死んだ。設定がアレだということもあるけど、元カレみたいな人いっぱい出てくる…過去の恋愛はちゃんと成仏しきってないやつある…ので、とりあえず備忘録的な感じでまとめておく。
斉木巧(小泉孝太郎)
登場した時に、嫁に駆け落ちされてるのにメンタルとしては変だな?と思ったけど、めちゃくちゃめんどくさいやつだった。落ち着いているように見えて、でも相手を思いやる気持ちもあって、好きな人の好きなものはきちんと覚えていて、でも八方美人なところもあって、自分の気持ちを言葉にして伝えようともせず「めんどくさっ」って相手に聞こえるように呟いたり、近づいても嫌がるし離れても嫌がるし、マジでこいつめんどくさい。めちゃくちゃめんどくさい。私こういう人知ってる。メンヘラ好きのメンヘラ製造機。拗らせ男子。頻繁に近しい距離で見つける系…めんどくさい…めんどくさい…でも関わって愛でたくなっちゃう…(好きなタイプ)。
石渡慎吾(渋川清彦)
人のことめっちゃ好き好き言っておいて、手に入れたと思ったら他の女と駆け落ちしちゃうし、その後もなんやかんやで女が途切れないモテ男。ぱっと見モテる感じじゃないのに女が途切れないのよな…いや…うん…人との距離の取り方が絶妙で、自分に正直だったり、強がらずに助けを求めたり、それでいてちゃんと長所があったりして、憎めないのよな…。学生時代の元カレ、こんなでした。懐かしい。このタイプとは2度と近づかねえ!
林シゲオ(矢作兼)
一番のファンで理解者は報われないのよ〜ごめん〜〜〜〜嫌いじゃないけど恋愛感情は持てないのよぉぉぉぉ!パートナーというよりは父親みたいな感じなので、背中を守ってくれる感じはありがたいのだけど視界には入らないというか…一番近くて遠い。いや…マジでごめんて…ごめんて…。婚約破棄した元カレ、こんな感じでした…マジでごめん…ごめんね…幸せになってね…。
赤坂剛(磯村勇斗)
若くてしごできのイケメン〜モテるけど同世代との恋愛に身が入らない感じ〜フゥー!眩しいねぇぇぇぇ!!しごできで仕事で年上と肩張れるくらいなのもあって、年上に憧れちゃう気持ち、わかる…わかる…その憧れは恋心じゃないと思う…恋心じゃないってことにしておいて…しておいてよ!って思ってたのに、若気の至りというか若さゆえの勢いでどストレートに来ちゃううぅぅぅぅぅ!!!!やめ!やめあああああああああああああ。年下をたぶらかすのそろそろやめなよ、と言われた時代に付き合ってた元カレ(複数)、こんな感じでした。若さってすごい。眩しい。眩しさが好き。あと、勢いがすごい。その勢いのまま全力でぶつかってこないでほしい。
今昔亭丸太郎(阿部サダヲ)
父親タイプといえば父親タイプなのだけど、林シゲオが後ろから見守ってくれるのに対して、丸太郎さんは手を繋いで一緒に歩いてくれる感じが良い。歩みが止まらないように、自然に頑張れるように、しんどい時も嬉しい時にも一緒にまるっと受け止めてくれるの、マジで良い。自分が自分でいられるし、今の自分のままでより良い未来に歩もうとする勇気が湧いてくる感じ、とても居心地が良いのよな。とても良い。本人はバツがついてるから、結婚に夢を見ていないけれど、パートナーと一緒にいることの意味をちゃんとわかっていて、その責任をとる度量もある。懐の広さがやばい。良い。色々悩んでた時にそばにいてくれた元カレ、こんな感じでした。しかし実際には元カレのキャパオーバーで潰れてしまったのだった。懐深くなかった。今昔亭丸太郎はフィクションでしかないのよな…(遠い目)
あと、阿部サダヲ大好き!!!!!!
蒲原繁樹(玉置玲央)
こいつはマジでくそ。クソ。友達の元カレ、かつ別の友達の現旦那がこれ。人を見下す系の自称エリート、マジでめんどくさい。見つけ次第距離をとっているが、友達がこういう系にハマるので妙な縁がある。私の視界から消えてほしい。
母たち
石渡杏(木村佳乃):お節介は嫌いです!
斉木由香(瀧内公美):やべーやつの元嫁やべーやつだった。
石渡綾子(夏樹陽子):対人関係のバランス感覚すごい。ある意味理想の義母。
林優子(吉田羊):シンパシーつよつよ…つよ…つよ…。
有馬ひとみ(結城モエ):ヤバ女ぽいと思ってたらヤバ女だった。
蒲原まり(仲里依紗):婚約破棄した頃のメンタルがこれ。
山下のり子(森田望智):色んな意味でやばい。ところどころ幼さが見え隠れするのがむしろダサい。
子供たちは、まあ色々アレだけど、子供は子供なりに自分の人生を歩もうとしてて良いなと思いました。
書いたらスッキリした!さよなら過去の恋愛!成仏しろよ!!!
ドラマ版は、それぞれ好きなパートナーと結ばれる結末になってたけど、結婚しててダメだったのに、パートナーと結ばれてハッピーエンドみたいな終わり方はちょっとなぁ〜と腑に落ちなかった。
漫画版はどういう結末なんだろ?そのうち読もうかな。そのうちな。
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