意識高い系の人がうるさいのは100点しか語らないから。アマとエキスパートの違い
これを偉そうに垂れている時点で十分私もうるさい意識高い系なんですが。
説教や知識の披露は上司か好きな人以外全てうるさいですが、少しでもうるさくしないために知っておくと便利な情報です。
意識高い系のうるさい人とは
別に同じ知識を言っても、うるさいと言われる人と、もっと聞かせてと言われる人がいます。
この違いはタイトルにも書きましたが、持論に過ぎないですが、100点以外のことを語れるかだと思います。
糖質制限で糖質一気に無くすとかアドバイスされても、遠すぎてやらないんですよね。これはアドバイスしてる人がやってなかったら説得力はそもそもゼロですし、実践してても私たちにとっては遠すぎて、すごいと思えてもやれないんですよね。
うるさくない知識、嬉しい知識とは
私たちが聞きたい情報って、「自分が進みたい方向にできるだけコスト少なく+1点進ませてくれる」知識なんですよね
少なくても興味がある必要があるんですが、アドバイスする側がすすめる知識のジャンルって大抵はみんな陰ながら憧れているものなので、実は元々興味なくてもやったら楽しむ可能性はあります。できても嫌ならその分野に本当に興味がないんでしょうが。
私の例で言えば、Daigoのダイエット法や腸内改善とかは、最初はうるせーと思ってたんですが、少しやってみたらゲームの自己ベスト記録更新みたいな楽しさで続いちゃってます。ですが、多分男の私がネイルするとかは出来てもしないんだろうな、と思います。
今20点の人は100点の知識を見せられても自分がそこに行ける気がしないからうるさいとしか思えないんですよ。
逆に今の自分が1日だけ低コスト(お金・時間・肉体・精神的コスト少なめ)でやって少しでも成果が得られたら、コロッと落ちちゃうんですよね。
特に自分の問題を解決してくれたら、なお惹かれます。
なのでそういう少しやるだけで改善ができることをアドバイスしてほしいんですよね
でも100点以外のアドバイスって意外と難しい
意識高い系の人のアドバイスは100点の知識しか語れなくて深さがないことなんですが、これを克服するのは大変です。
なぜなら、いいアドバイスとは、パーソナルな問題を解決することであり、そこに到達しなければならないからです。
先ほど「自分が進みたい方向」という言葉を使ったんですが、それはまさにアドバイスされる側が持っている問題を少しでも解決してくれるということを意味します。
問題とは「理想と現実とのギャップ」を表します。ウエスト60cmになりたいのに80cmの自分。60cmに達していないことが問題だし、その問題の大きさはギャップの20cmをへらすことの大変さによる、っていう例だとわかってもらえると思います。
意識高い系の人は「60cmがいい」とだけ言って、あとは「頑張れ」なんですよ。
実際問題を解決してくれる人は以下をやってくれます
・1cm減らす低コストな方法を教えてくれる
・及第点を教えてくれる
多分「1cm減らす低コストな方法を教えてくれる」はすぐわかってもらえると思いますが、「及第点を教えてくれる」をは何でしょうか。
それは、目標の「60cm」という数字を疑うんです。
そもそも60cmっていうのが目標っていうのが、その人が本当に達成しなければいけない問題なのかを定義し直しに行くんです。現状が20点だとして本当に100点を取らなきゃいけないのか。実は40点とればその人が満足する結果になるかもしれないんです。もしかしたら今20点だと思っていたものが、実は十分な及第点だったかもしれませんし、実は既に100点を取っていたという可能性もあります。
そういった、その人のパーソナライズされた問題を解決してくれるのがいいアドバイスになります。
これができるには100点だけを知るだけでなく、その分野に精通しなければなりません。目指す及第点を設定できて、それを低コストに解決する力が必要です。これを知っている人がエキスパートで、知らない人がアマチュアなのかもしれないと最近考えています。
(アマチュア(素人)と対義語はプロフェッショナル(職業にしている)ではなく、エキスパート(玄人)だと思っているので、エキスパートという言葉を使わせてもらいました。)
まとめ
意識高い人に対してイライラが募って書きなぐってしまいました。こんなことを考えている時点で多分煙たがられていると思うので、ちょっと自重していこうと思います