お腹が空いた、、でも食べたいものが浮かばないときは「猿工房」第三回
大きい仕事に限ってタイミングが被ったりして、いつも以上にバタバタしたりする。
今は同じタイミングでリリース&短納期の案件が2件ある。
そういうのって誰しもあると思う。
あっという間に一日は過ぎ、すっかり冴えて、頭が「お腹が空いた」と言っている。
しかし身体は疲れているため、自炊する元気は全然ないし(作るものを考えて、スーパーに寄って、作って、食べるという一連の流れが限りなく大変だ)、食べることが大好きな私は「お腹が空いた、何か食べたい」と強く思うときにスーパーの出来合いのものやコンビニのお弁当で済ませたりをしたくないのだ。
「お腹が空いた、何か食べたい」と思うくせに具体的にコレが食べたい!というのが出てこないのもこういうときの私の特徴。
「美味しいさっぱりした何かが食べたい気がするけど、それが何かは分からない」といった漠然とした要望だけがある感じ。
そんなときに私が向かうのは「猿工房(えんこぼ)」。和テイストの居酒屋だ。カウンター席が一人客も快く迎えてくれる。
ここには魚・肉・野菜・炭水化物が一通りあり、あっさりしたものからガッツリしたものまで何でも“作ってくれる”。
“作ってくれる”と敢えて表現したのは、私が毎回「魚が食べたいけど、さっぱりしすぎてないやつ」「ぎゅっと肉が詰まった何かが食べたい」などふんわりしたオーダーをするからだ。
そのふんわりしたオーダーでおススメを教えてくれるのはもちろん、「これとこれを組み合わせてこういうの作れるけど食べてみる?」など、オーナーのおさむさんは提案をしてくれる。さらには一人用にハーフサイズにポーションを調整してくれる。
一人前にしてくれた刺身盛り合わせ
ビールを飲みながら到着するご飯を待ち、いざ口に運ぶご飯の品々は品名が想像させる美味しさを超えてくるメニューばかり。
最近私がはまっているのはラーメン。博多ラーメンを思わせる細麺に、絡んでくるスープが塩もしょうゆもまぜそばもどれも美味しい。定食屋的にラーメンだけ食べても嫌な顔ひとつしない点もこういう疲れのときにありがたい存在なのだ。
疲労して思考停止してるけど、何か美味しいものが食べたいときに心身ともに満足を求めて私は猿工房に行くのだ。
SHOP DATE
猿工房(えんこぼ)
住所:東京都中野区東中野1-51-3東中野第二コーポ1F
営業時間:18:00〜1:30
定休日:18:00〜1:30
https://tabelog.com/tokyo/A1319/A131901/13035008/
企画メシ4期の有志で寄稿するコラム集、「コラム街」。
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https://note.mu/bookandmusic/n/n918043f2d2f2