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セラカバーとロックウールとグラスウールのお話

今回は職人さんや設備業界向けの記事になります

最近お引き取りで需要の多いセラカバーについて

グラスウール・ロックウール・セラカバー
似たようなものであることは知っているけど、どう違うのか?

こちらで、ぎゅっとご紹介します

今回はあくまで排気ダクト用防火材としてお話をします

グラスウール 画像はWikipediaより

◆グラスウール
ガラスを高温で線維化したもの
触った感じは固い綿のようなもの
水に弱いので防水工事が必要
コスト面で有利
防音効果・白アリ被害なし

ロックウール 画像はWikipediaより

◆ロックウール
鉱石を熱で溶かしたもの
触った感じは固い綿のようなもの
優れた耐熱性・撥水性あり
防音効果・白アリ被害なし


設備ロジス.comにて撮影したセラカバー

◆セラカバー
触った感じはマットレスの綿のようなもの
20mmの厚さでロックウール・グラスウール50mmの厚さと同等の性能
軽量で折れにくく、優れた断熱性・耐熱性・不燃性
ALGCの外装付きでワンタッチ施工
天井裏での施工がスムーズ
コストはかかるが施工性は一番

ALGCとは・・・アルミガラスクロスのこと
アルミ箔の表面の裏側にガラスクロスがついており丈夫
テープは手では切れない為ハサミ必須。仕上がりが綺麗です

施工する職人さんを悩ませる、コスト面・施工のしやすさ・仕上がりのきれいさ・・などなど配管設備業界では切っても切れない話

ロックウール・グラスウールはセラカバーに比べるとコスト面では優秀です
しかし、施工には技術が必要

10年前くらいからでしょうか
天井をスケルトンにして配管むき出しなカフェなどよく見かけます
駐車場などでも、最近はしっかりと断熱材が覆われていますね

用途とコストに応じて職人さんお好みの一品が見つかるといいなと思います

設備ロジス.comではセラカバーを在庫しております
1箱8本入りでお買い求めいただくケースが多いですね
1本からでもお求めいただけますので、都内近郊でお困りの際はぜひご来社くださいませ(当社は中野区江古田です)


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