(新)さまよえる設備屋

▶現職 架空のゼネコン長戸島組のDX担当者 ▶興味 仕組みづくり/まちづくり ▶考え方 好きこそものの上手なれ/無知の知

(新)さまよえる設備屋

▶現職 架空のゼネコン長戸島組のDX担当者 ▶興味 仕組みづくり/まちづくり ▶考え方 好きこそものの上手なれ/無知の知

最近の記事

激動の半年間の振り返り

はじめに 〜経験を自分の糧に〜 2022年秋から2023年春までのこの半年間は、私の今までの人生の中でもかなりの激動期でした。心身ともにハードであると同時に、とても学びの多い期間でした。 この貴重な経験を忘れてしまう前に自分の糧にするため、簡単な振り返りメモを残しておきます。皆様にも今後の何かの参考となればと思い、この場で公開いたします。 専門性の構築 DX分野のスキルアップ・情報収集 研修 東大メタバース工学部 松尾豊研究室 AIとPythonの講座 松尾豊先生

    • 「100個の夢リスト」のススメ

      人生でやりたいことって、何だったっけ?最近知り合いからお勧めされて、年末年始にやってみました。夢リスト作り。 しかも100個!(途中から全然出てこなくて辛かった…笑) それで、私もこれは一度やってみることをお勧めします。 以下のような効果があるからです。 自分のやりたいことと、その優先順位が整理できる 100個の夢を何とか絞り出す中で、今やりたいと思っていること以外にも、本当はやりたいと思っていたことなども思い出せる(例えば、仕事と全然関係なくやりたいことなど) 無理

      • 「つなぐひと」になる

        たまには「自分自身」について考えてみようと思い、この記事を書きました。 もったいない状況 建築業界だったり、日本のものづくり業界界隈には、昔からの流れで優秀な人たちが大勢いて、さらに今でもそういう人たちが新たに入ってきています。 なのに、個人単位ではいわゆるPEST(政治・経済・社会・技術)などのマクロ的な変化についていけていない人が多く、一人ひとりの突出したスキルや成果が良い形で繋がっていかないケースをとてもよく見かけます。その結果、望ましい形に纏まらなかったり、必要

        • 建築都市DX研究会 設立記念シンポジウム のただのノート

          建築都市DX研究会 設立記念シンポジウム というイベントが、東大本郷キャンパスで本日行われました。 恒例ですが、聴講メモを公開します。これも恒例ですが、時間の都合上、一連のツイートを貼り付けるだけにします。 また時間ができれば、特に紹介したい内容を追記します(おそらくそれもツイートを貼るだけ)。 本日は、「とにかく建築都市界隈の人たちと本気でスマートシティをやりたい」私としては、とても興味深く実りの多いイベントでした。松尾豊先生に直接質問できたのも良かったし。 ではま

          東京大学建築情報学シンポジウムのただのノート2(後編)

          本日行われました講演のダイジェストをこちらに掲載します。 前編 前編は、下のリンク(前回の投稿)をご覧ください。公式ページへのリンク等もあります。 後編後編の内容 本日の内容です。ただいま、仕事やら研修やらで全く時間の余裕がないので… このリンク先の一連のツイートが、今回の記事です。ザーッと見ていただければ、今日の流れがなんとなく分かるかと思います。 ※ちなみに、このツイートでの私の呼びかけに対して、多くの方々がいいねをつけてくれましたが、結局私一人で作りましたw(

          東京大学建築情報学シンポジウムのただのノート2(後編)

          「社内転職活動」始めました

          「キャリアの選択肢を常に幅広く持つ」ことを大事にしています。 何故かというと、自分のやりたい事も、やれる事も、やるべき事も、常に変化すると思っているからです。 社内では、ここしばらく部署異動(兼務の可能性も含む)の希望を出しています。その理由は、現在所属する部署では自分のやるべき取組みの実現性と効果に制約が大きすぎると思うからです。 現在業界内外の各社が取組みを進めているように、私もAI・IoT・データサイエンス全般の技術を建築分野に活用するための活動を続けています。し

          「社内転職活動」始めました

          東京大学建築情報学シンポジウムのただのノート

          はじめに昨日、東大建築学科のほとんどの講師陣が「建築情報学」をテーマに各自の分野の垣根を越えて議論するというアツいイベントが開催され、私は現地聴講しました。内容が面白かったのと、10年ぐらいぶりの「大学の講義」が新鮮だったのとで、興味を持ったところを中心にノートを取りました。せっかくなので、そのノートを公開してみます。 ※時間の都合上、わかりやすい編集などはせず、基本そのままです。いろんな方のツイートのような深い示唆はないかもですがあしからず… 講義の記録開催概要 20

          東京大学建築情報学シンポジウムのただのノート

          日本版Katerra社をつくってみませんか?【さまよえる思考実験 その1】

          はじめに米国の新興建設会社Katerra(カテラ)をご存じでしょうか。IT技術を高度に駆使し建設プロセスの改革を試みたことで注目を集め、孫正義のソフトバンク・ビジョン・ファンド等から多額の資金調達にも成功しましたが、創業から6年で倒産しました。 この事例からボヤっと思い浮かんだのが、このツイートです。 今回は、この企業の倒産事例の教訓を活かし、今の日本で改めてKaterraのような建設プロセスを根本的に作り変えるような会社を作ったらどうなるか、という思考実験をしてみました

          日本版Katerra社をつくってみませんか?【さまよえる思考実験 その1】

          2022年盆明けから年末までの目標

          盆休みが明けるので、頭の整理と心の準備のため、年末までにやりたい事を書き出してみました。100%自分のための投稿となります(人前で宣言すると実行しやすいので…)。 仕事通常業務 基本計画 1件 サポートの立場だが、良い経験になる案件のため要所は関わりたい。 基本設計 1件 これは非常に筋の良い仕事。主体的にやり遂げたい。 実施設計 1件(複数建屋) 技術的には低レベルだが、プロジェクトマネジメント的な難所が多い。あと、何かとストレスフル。以前からあまりモチベーションが

          2022年盆明けから年末までの目標

          ゼネコンのデータ活用分野の現状

          差が開きつつある建設業界ゼネコンでデータ活用を進める立場上、やはり各社の動きは気になります。備忘録程度ですが、各社のプレスリリースをまとめてみました。各社は自覚しているなのか、無自覚なのか。企業間の差が確実に開きつつある現状です。 大手ゼネコンの状況大成建設 大成建設、ビルの「主治医」に データで故障の予兆診断 業界初 サブスクリプションによる建物ライフサイクル管理サービス「LCMC」を提供開始 クラウドサービスにより不動産価値の向上、建物保守業務の効率化を実現 建築

          ゼネコンのデータ活用分野の現状