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【二周年記念イベント】デジタルで育む新しい生き方~オープンイノベーション拠点の現在地~開催レポート

こんにちは!
Setouchi-i-Baseコーディネーターの池嶋です!

2022年11月6日(日)
Setouchi-i-Baseにて2週年記念イベントを開催しました!

イベントのテーマは「Setouchi-i-Baseの現在地」

オープンイノベーション拠点としてこれまで積み上げてきた成果を振り返り、等身大のSetouchi-i-Baseを皆さんに知っていただく機会にしました。

そのため、今回は普段Setouchi-i-Baseをご利用いただいている方をゲストにお招きしました。

【オフショット】ゲストとの直前打ち合わせの様子
【オフショット】緊張の面持ちのゲスト(笑)


さぁ、いよいよ本番です!


コーディネーターによる成果報告

会のスタートは、2年間の成果報告。

今回の機にまとめた「成果冊子2020-2022」の内容をベースに、これまでの実績をしっかり数字でご説明させていただきました。

コロナ禍でスタートした施設として、暗中模索の日々でしたが、何かできることはないかと考え、動き続けました。

その結果、2年間で累計19,469名の方にご利用いただき、
イベント数238件、コーディネーターへの相談数929件
13件の起業家を輩出し、21名ものフリーランスが活動する拠点となりました。

改めまして、いつもご利用いただいている皆さま
コーディネーターと一緒に施設を盛り上げてくださる皆さま
我々をサポートしてくださる皆さま、など
関係してくださる全ての方に感謝申し上げます。

いつも本当にありがとうございます!!



いよいよ次は、ゲストをお招きしてのトークセッションです。

成果冊子でお示した数字を、血の通ったものとして実感してもらうために、実際にSetouchi-i-Baseでご活躍の方々から、リアルなお話を聞くプログラムをご用意しました。

第一部:起業家と共に成長するオープンイノベーション拠点

第一部のテーマは「起業×オープンイノベーション拠点」
Setouchi-i-Baseで開催している「瀬戸内チャレンジャーアワード」の過去の出場者の中から、アワード後に実際に起業され、ご活躍の3名をゲストにお招きしました。

ファシリテーターは、伊藤チーフコーディネーターが担当。
日々、伴走支援している方々の、いろんな側面を引き出します。

続いて、ゲストのご紹介。

石井晶子さん / えんで代表・言語聴覚士

讃岐生まれ、讃岐育ち。川崎医療福祉大学卒業後、言語聴覚士免許取得。約20年間、高松市内の総合病院で、主に高齢者に対する言語(コミュニケーション)と嚥下(飲み込み)のリハビリに携わる。
2022年9月に退職、『えんで』を創業。笑んで・縁で・円で「人生の結び(END)をより良い(e)ものに。」をコンセプトに、専門性を活かし、嚥下障害や人生会議についての啓発活動を展開予定。県内5人目の「もしバナマイスター」認定。瀬戸内チャレンジャーアワード2022、準グランプリ受賞。

ちなみに石井さんはこのイベントの前日に法人登記をされたとのことで、会場からは拍手が起こりました🎊

白川博樹さん / 古スコ研究家・マニア

アポロ/ソユーズが競った第一次宇宙ブームで大量に売れた天体望遠鏡だが、時と共に忘れられ、日本中で不用品として廃棄されており、6年前、天体望遠鏡博物館の設立を機に同館で働き、一部、廃棄から救う経験をする。現在、月、火星を目指す宇宙開発計画に新たな宇宙ブームの予感を感じる中、循環型社会を目指し、古スコマニアの知識とネットワークを利用することで、当時の望遠鏡を新たな世代に渡す循環システムの構築を目指している。瀬戸内チャレンジャーアワード2022、グランプリ受賞。

久保みどりさん / はなはなみかん合同会社代表

香川大学大学院創発科学研究科に在籍し「共感覚」を研究する社会人大学院生、また2021年法人化、起業家としても活動中である。「視覚学習みるみるメソッド」を用いて、保護者や指導者の理解を深めるための研究事業を展開している。発達段階や感覚が多様な子ども「はないろキッズ」が、ありのままの感性で個性を伸ばせる教育現場をつくることをビジョンとしている。瀬戸内チャレンジャーアワード2021チャレンジャー。

3名でのトークセッションは、まずそれぞれの起業を志したキッカケから。それぞれの原体験から、どうSetouchi-i-Baseを利用して、起業に至ったのかというストーリーを紐解いていきました。

また実際にSetouchi-i-Baseを使ってみてのリアルな評価についても語っていただきました。良い点悪い点含め、いただいたご意見はしっかりと受け止め、これからもコーディネーターとして気持ちを引き締めていきたいと思います。


少しの休憩をはさんで、第二部です。

第二部:フリーランスが開拓する新しい生き方

第二部のテーマは「フリーランス×オープンイノベーション拠点」
Setouchi-i-Base会員より、フリーランスとしてご活躍の2名をゲストにお招きしました。

最近ではよく言葉は聞くようになった「フリーランス」

でも実際に、どうやって仕事を獲得しているのか?
またどういう働き方をしているのか?などなど
フリーランスの実態について掘り下げました。

ファシリテーターは私、池嶋が担当させていただきました!

そして、ゲストのご紹介を。

梅澤緋沙子さん / UMEWORKS代表、Webクリエイター

香川県高松市在住のママフリーランス。2021年、保育士職を退職し個人事業主「UMEWORKS(ウメワークス)」として開業。現在はWebサイト制作やデザイン制作の分野で案件を受けている。「仕事と家事を両立したい、家族の時間を大切にしたい。」その想いでフリーランスという働き方にチャレンジ中。

大鹿一也さん / コピーライター/マーケティングコンサルタント

東京で7年間編集者・ライターを経験し、担当書籍が Amazonランキング1位を獲得。その後、食品商社で企画営業職を経験し大手CVSのPB商品を多数手がける。地元・香川にUターンし、2021年より独立。中小企業の広告・販促ツールを中心に制作を手がける。


トークの最初は、池嶋自身もフリーランスとして悩んでいる「自身の肩書」について。

梅澤さんは、大鹿さんがSetouchi-i-Baseで開催された「自分のキャッチコピーをつけよう」というイベントで、最近ようやく腹落ちする「あなたの好きを形にするホームページクリエイター」という肩書が見つかったとのこと!

Setouchi-i-Base内でこうして会員さん同士が、お互いを支援し合っていることが知れたこともコーディネーターとして大変嬉しかったです。

一方で大鹿さんは、さすがコピーライターと言うべきでしょうか。

ご自身のスキルをしっかりと分析して、幅広い方にスグご理解いただけるように可視化。

「サービスを届けるフリーランス」として、単なるコピーライターにとどまらず、いわば「社長の左腕(←これも大鹿さんの言葉)」として社外から会社の事業を盛り上げるような幅広い事業領域で活動されていました。

また現代のフリーランスは一芸に秀でるよりも総合スキルで勝負していくことが良いという2人の意見もあり、トークの最後には「是非お仕事ご一緒したいですね」とイベント中に新しいマッチングが生まれていました!笑


第一部も第二部も大変盛り上がり、トークセッションは終了しました。

イベント後は、会場内でそのまま交流会に突入!

交流会

私の持論ですが「良いイベントかどうかは、その後の交流会を見ればわかる」と思っています。

そういう意味で、今回のイベントはとても良かったと確信できるくらい、交流会では参加者とオーディエンスが入り混じり、会場は熱気に包まれました。

参加者がゲストの方に一目散に挨拶に行かれるところもあれば、参加者同士での名刺交換もはじまったり。

オープンイノベーション拠点として、理想的な雰囲気だったと思います。

またここはコーディネーターの腕の見せ所です。
参加者の中でも、初めてSetouchi-i-Baseのイベントにご参加いただいた方には積極的にお声がけをし、どういった期待を持って来ていただけたのかヒアリング。また属性や分野など把握している参加者には、今後の仲間となりそうな方をどんどんご紹介していき、新しい縁を作っていきました。


こうして、予定時間を大きく延長して交流会はお開きに。
無事にSetouchi-i-Base2周年イベントは終了しました。


まとめ

いかがだったでしょうか?

今回登壇いただいた皆さんは、Setouchi-i-Baseを本当に上手にご活用いただいて、ご自身の活動を加速させている方々でした。

コーディネーターとしては、こういった方々をどんどん増やしていき、ご自身の想いや新しい生き方についてチャレンジする人が集う拠点に育てていきたいと思います。


もちろん実際に起業やフリーランスの方でなくても、何か新しいことを学んだり交流したい方はどなたでも大歓迎なので、興味のある方は是非お越しください!✨

今回のレポートは以上です!
3年目のSetouchi-i-Baseも頑張りまーす!!

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