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2回目開催ミニレポート_World meetin’SANUKI で世界と会いましょう

co-ba TAKAMATSU さまと 穴吹カレッジで取り組んでいる地域連携プログラム「World meetin’ SANUKI で世界と会いましょう」と銘打った国際交流イベントの2回目をダイジェストでレポートです.

第1回目の詳細なレポートはこちら.

今回も穴吹カレッジの学生スタッフが司会進行を務めます.今回はせとうち観光専門職短期大学の学生と専門学校穴吹ビューティカレッジの学生ふたりのチームです.自分たちでアクティビティのプランをして,それを他のスタッフと一緒に検討して,と,これまで準備を進めてきました.

会場には,彼女たちの提案で出来た「折り紙」の演出がco-baさんの象徴的な大きなテーブルに並べられています.そして,折り紙という日本の文化に触れてもらうため,簡単かつ実用的な「卓上ゴミ箱(お菓子の包みを捨てたりするのにちょうどいいやつ)」をみんなで作ってみる!というワークショップからスタート.

まずはカンパーイ!このイベントはポットラック・スタイルといって,参加者がみんなとシェアするスナックを持ち寄ってくる方式なので,机の上にはいろんなスナックが並びます.そして,ワンドリンクはco-baさんからサーブされます(2杯目からはキャッシュオンです)

さて,折り紙ワークショップ.大きなテーブルをみんなで囲んで,説明を聞きながら隣の人と教え合って進めていきます.「え,どこを折るの?」「どうやるって?」など,留学生も右見て左見て教えてもらいながらなんとか完成!みんな笑顔!

そして今回のメイン・アクティビティはもうひとつ.「自分の趣味をジェスチャーで表現」4人づつ7つのグループに分かれて,それぞれの趣味を順番にジェスチャーで表現して当てていきます.簡単なものもあれば,意外と難しいものも.参加者の皆さんもジェスチャーゲームをしながらどよめきや笑い声に包まれてそれぞれ楽しく交流が出来たようです.

国や世代の違う人たちと自分たちの趣味をシェアすることで,パーソナリティ,その国独自の文化などについて新しい発見があるものです.アクティビティの振り返りとして,それぞれのグループでどんな趣味が出てきたか,文化的な違いや学びがあったか,などを全体に向けてシェアしていきました.

その後も,司会チームがマイクを持って,参加者をランダムにチョイスして文化の違いや驚いたことについてインタビューをしていきます.

「日本はにぎやかだと思ったらびっくりするほど静かだった」とか
「横断歩道を渡る,歩行者が信号を守るのに驚いた」とか
中には
「大阪でタクシードライバーが窓からゴミを捨てるのをみてびっくりした,日本人はみんなきれい好きだと思っていたからね,ワールドカップでいつも日本人のファンはスタジアムを綺麗にするでしょう?だからびっくりした」
なんてエピソードも.

この春に穴吹カレッジを卒業した卒業生(偶然参加してくれていました)は「私のクラスは留学生がたくさんいたけど,同じ国の出身でもそれぞれ個性もさまざまで,ステレオタイプな印象を持ってはいけないなと学びました」なんてしっかりと意見を話してくれたり.まさに多様性を身体で学ぶ,というのはこういうことかもしれませんね.

アクティビティの後は,時間までフリートーク,みんな笑顔で楽しそう.

今回集まってくれた参加者の皆さんはざっと30人ちょっと.留学生や外国籍で働いている方が1/3,日本人が2/3.参加された方からは「楽しかった」という意見と同時に「英語で話しかけてみたいけどまだ慣れないですね」という感想も.今後は,日本語5割と英語3割,留学生の母国語2割くらいを織り交ぜながら交流できる体制やアクティビティを工夫していきたいと思いました.

次回は8月20日(火)の予定です.お盆明けの晩夏の夕方に,高松市中心街の co-ba TAKAMATSU さんまでぜひお立ち寄りくださいね.

せとうち未来共創CoLABマガジンは,穴吹カレッジ産学地域連携センターがハブとなって「瀬戸内地域の課題から未来を創り出す」をミッションとする実社会での学びのコミュニティ「せとうち未来共創プロジェクト」が情報発信するマガジンです。穴吹学園の多様な教育リソースに加え、行政、企業、地域団体や起業家・クリエイターなどとの共創・協働で、既存の枠組みを越えた化学反応・イノベーションが起きるプロセス、そこで過ごす時間と場所をオンライン環境を併用して提供します。 https://sites.google.com/a.anabuki-college.net/setouchiglidelearningcommunity/about

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