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SANUKIで世界と会いましょう 第4回 開催しました.

こんにちは.穴吹学園と co-ba TAKAMATSU さまとで定期開催している,「SANUKIで世界と会いましょう/World meetin’ SANUKI 」の4回目が開催されたのでレポートをお送りします.

どんなイベントなのか?というのはぜひこちらをご覧ください.

そして過去のイベントレポートです

co-ba TAKAMATSU さんのnoteでも.

さて,会場である co-ba TAKAMATSU さんの1階フロアはイベントオープニングの18時前あたりから賑わってきました.長く引きずっていた夏の暑さもここ一日二日でようやく凌ぎやすくなったこの頃.窓から見える街はすでに夕暮れ時の雰囲気を醸し出しています.4回目ともなるとリピーターや顔見知りも出来てきて「やっと涼しくなってきたねー」なんて会話に花が咲いています.

受付で名札(自分で呼んでもらいたい名前と出身国を書きます)を書いて,ネックストラップを付けます.そしていつものようにこのイベントはポットラック(持ち寄り)スタイルなので,賑やかにお菓子やスナックがテーブルに並んでいます.

時計の針が18時を回って,今日の司会担当のミャンマー出身のMAYさんと台湾出身のSHOさんのコンビ(どちらも穴吹学園の日本語学校の留学生です)が乾杯の音頭を取ります.そして,今日はフィリピン出身の参加者が多いことから,フィリピンの人に倣ってタガログ語で「タガイ―!(カンパーイ)」

一番奥が本日司会のメイさんとショウさん
”tagay! (カンパーイ)”でスタート

だいたいいつも,このイベントは二つのアクティビティで構成されます.最初はアイスブレイクで,参加者同士が打ち解けるために簡単なゲームを交えて交流します.今日のメニューは「お絵描き伝言ゲーム」でした.

二組に分かれ,最初の人が司会者からある画像を3秒間見せます.それを10秒で絵にして伝達していきます.次の人は前の人が描いた絵を3秒間見て,また10秒で描いていきます.このゲームの難しさたるや… カバはワニになり,ペンギンがスライムになり,カンガルーはダチョウになり最後には芋虫のようなものに変わっていきます.9人が絵を伝達するのって本当に難しい.もちろん種明かしの時には会場は笑いに包まれます.中には何が描かれているか判別できず曖昧なまま次の人に曖昧な絵が伝達されるという.ひとつひとつの変化を見ているだけで笑えてきます.ゲームが終わることにはしっかりチームやチームを超えた会話が生まれていました.

絵を描く順番が来るのをドキドキしながら待つよ!
どこでカンガルーがスライムになったのか…振り返るのも楽しい

そして,次はさらにチームメンバーを入れ替えて今日のメインアクティビティの「テンポゲーム」に入ります.司会のSHOさんがデモンストレーションをしてくれて,一定のリズムに合わせてある「お題」にマッチした「モノの名前」を順番に言っていくというゲームです.

今日のお題は3つ「家で使うもの」「動物」「果物」それぞれ,3チームに分かれて英語と日本語で思いつくだけの単語を上げて事前準備.発音の練習もしました.本番のゲームでは,英語縛りや日本語縛りがあります.準備ワークのあとで,さていよいよ本番です.

全員が大きなテーブルを囲み,そわそわ緊張した面持ちでゲームの開始を待ちます.文章ではなかなかどんなゲームか分かりにくいので動画でご紹介.

まあ,こんな感じでドキドキハラハラのテンポゲームで大いに盛り上がりました.日本人の参加者にとっては,短い時間に英単語を思い浮かべてテンポに間に合うように準備するのはなかなか大変そうです.でもこの「非日常」のスリリングさがこのイベントの醍醐味だと思います.ちょっとしたストレスで自分の殻をちょっとだけ破るというか,英語では「get out of your comfort zone(居心地のいい場所から飛び出す)" という言い回しがありますが,そういう経験がなかなか日常では得難いことなのではないでしょうか.みんなで楽しくそんな体験をすれば,ランニングの後の軽い筋肉痛のような心地よい痛みがあなたをひとまわり豊かにするはず,なんて.

tempo, game, ready, go! の合図でゲームが始まります!
失敗した人は軽い罰ゲームが待ってます(笑)

あっという間に時計は19時半に.ここでいったん予定されたゲームは終了し,あとは時間がある人は少しフリートーク,という時間でクロージングを迎えました.

毎回,飛び込みで参加してくれる人がいて嬉しい限り.
高校生から社会人まで多種多様な人たちが集まる場.まさに世界なのです.

お互いの仕事のことや勉強のこと,何気ない対話を通してお互いのことを知る.それは日常に流れていくことかもしれないけれど,それでもこういう場を何度も経験すれば,国や国籍や言葉や文化の違いに触れ,そこから思いめぐらす「世界」というものの広がりや多様性に気付くきっかけになるかも知れません.小さくてもそんな地球の重力がギュッと集まってくるようなそんな場所を今後も作っていければと思います.

最後はお決まりの記念撮影!また来てくださいね!

次回は10月15日(火)18時開催予定です.ぜひお立ち寄りくださいね!

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