昨日と同じ道の上で
咲く花の空の果ては
僕と同じ高さだろうか
僕より遥かに高いだろうか
キロメートルを超えるだろうか
思想の崩れた積乱雲は
今日もどこかで雨を落とし
億の層を濡らすだろうか
僕の頬を濡らすだろうか
キログラムさえ流すだろうか
逆回転のその推進機は
空を舞うよな挙動を示し
今日も誰かを待ち続けている
そこで誰かを待ち続けている
kill my father. kill your future.
昨日と同じ空の下で
咲く花の心変わりに
僕は気付けられるだろうか
彼は気付けられるだろうか
キロメートルの遥か上で
#詩 #現代詩 #自由詩