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他人の目なんかよりも鏡を見ろ
質問をいただきました。
ふとした瞬間に思い出す、誰かから言われた言葉(大切にしている言葉)みたいなことがあったら、そのエピソードとともに知りたいです。
じんさん、ありがとうございます。
斜め上の回答していいですか?
ぼくはヒップホップが好きなのですが、とくに千葉雄喜(ちばゆうき)さんが好きです。
最近だと『チーム友達』という曲が流行ったアーティストです。
10年近く前にバイトの先輩から教えてもらって以来ずっとファンなのですが(当時はKOHHという名義で活動されていました)、彼の書くリリックを胸に刻んで生きています。
いくつか紹介しますね。
結局見た目より中身
他人の目なんかよりも鏡を見ろ
またダッセー奴らが
ダッセー奴らとダッセー服着て
カッケーモノでもダッセーモノにしてる
カッケー奴らはカッケー奴らとカッケーことして
ダッセーモノでもカッケーモノに見せる
ありがとう ごめんなさい
っていうより行動が大事
適当な男JUNJI TAKADA
他人は気にしない生き方
誰かになろうとしてもダメ
結局はバレるし自分になれ
これいうとサイコパスなやつに思われるかもしれませんが、あまり身近な大人や先生を尊敬したことがなく、恩師という言葉をだれかに当てはめた経験がありません。
そのため、刺さる言葉を身近な人から受け取った記憶がないんですよね…
その反面なのか知らないですが、ヒップホップやロックなどの音楽の歌詞に出てくるようなワンフレーズに、バチバチ影響を受けてきました。
ヒップホップだと「パンチライン」と言われるような、会場がブワッと湧くようなパワーのある言葉です。
とりわけ、千葉雄喜さんの言葉は、いつもかっこよさの本質を突いているんです。
かっこつけないかっこよさというか。ちょっとふざけているような、力が抜けている感じ。
たとえば「チーム友達」って言葉だけ見ると、ちょっとださいかもしれない。
でも、他の人が言うとかっこよくない言葉も、千葉雄喜さんが言うとかっこいい。
言葉とファッションは同じだと思っていて、「何を着るかじゃなくて、誰が着るか」つまり「何を言うかじゃなくて、誰が言うか」なんですよね。
本質ですよね。
こういう話を、大学生の頃のバイトの先輩と話して盛り上がってましたね。
最近新しいアルバムが出たのでよかったら聞いてみてください。
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