■「品格」も「品質」さえも消え去りて哀しく富士はたそがれてゆく
【こころの処方箋 ココトバブレンド】
■「品格」も「品質」さえも消え去りて
哀しく富士はたそがれてゆく
国技・大相撲で「品格」を問われた横綱がいる。
技術を売りにした企業が「品質」で
問われて謝罪する。
かって、この日の本は
霊峰・富士の雄姿のように、
揺るがない「きめ細やか」
と「もてなし」を誇りとし、
「おくゆかさ」を美徳とした国であった。
いま、日の本の精神が問われている。
この国の長は、母親からお金を
ねだる自立できぬお坊ちゃまが舵を取る。
果たして、この美しき国はどこへ
進むのであろうか・・・・・・・・・。
たそがれの富士が怒っているようである。
せき せつお