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バーチャレ尾道大会を開催してみて

バーチャレ尾道大会を7月31日に実施してみて、2週間が経過しました。現時点では参加者の中で新型コロナウイルスに感染した報告を受けておりませんので大会自体は無事終了と判断して良いのかもしれません。

広島県内は8月末まで限られたカテゴリーや区域の競技会のみ開催され小学生・大学・一般の競技会は9月以降に2020年初戦、シーズンインとなる予定です。

今回のバーチャレのようにチャレンジしてみないとわからない事はたくさんありました。チャレンジに対してリスクが大きすぎるものがあるかもしれませんが、私は【スポーツ文化】と【地元アスリート】そして【未来を担う若者】を大切にしたいと思い、大きすぎるリスクを背負い、2020年7月31日16時から広島県立びんご運動公園陸上競技場を専用利用して第1回セトナミ杯バーチャレ尾道大会を実施いたしました。

当日準備

事前準備の部分はまた別記させてください。お金の話になるのでここでは割愛。

当日は受付に4~5人に担当してもらい...

①消毒→②検温→③名簿確認→④体調チェック表受け取り→⑤当日参加者対応→⑥選手用ゼッケンお渡し→⑦バーチャレクラウドファンディングスポンサー提供物品お渡し(ピットイン(エネルギーゼリー)明治様より・ランニングキャップ:Airpeak様より)

...という流れで受付を実施。当日参加者が多かったことと、体調チェック表を持参していない方が多く対応に困りました。

陸上界の状況的には「体調チェック表」の提出は当面の間続くと思います。どんなレベルの選手や大会であってもプリントアウト→記入→提出することが安全性を確保するために大切であると思っているため尾道大会のような小規模なものでも必須化をいたしました。

当日書けばいいやという甘い考えの人をなくしたい気持ちもあります。

会場準備は受付テーブルと記録用のテーブル、走高跳の設営の3つくらいでしたので30分ほどで完了いたしました。

その後、バーチャレ100Mと走高跳の運営方法をスタッフの方に説明・確認し、すべて任せる形になりました。バーチャレルールを理解している方々でしたのでぶっつけ本番でもスムーズに運営ができたと思います!

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競技スタート!

バーチャレ100Mは単独走、走高跳は自由試技ですので、盛り上げる方法を見いだせきれず終了してしまいました。

競技時間内であれば何本走っても跳んでも良いというルールにしたので、緊張感も敷居も低くしたまま実施をしました。これが良かったのか悪かったのかはまだわかりませんが、とりあえずみんなで時間いっぱいまで走って跳ぼう!というスタイルでのんびり競技を行いました。

800M・1500M・3000Mはいずれもペースメーカーを地元尾道で活動する長距離チーム【尾道市体協】に依頼して最高の環境で記録に挑戦できるレースにしようと試みました。

実力のあるメンバーですので中高生のペースメイクをすることは朝飯前の強者揃い。中高生に自己ベストや目標記録を達成してもらうためにオトナが一肌脱ぎました。

中高生にはペースメーカーのいるなかで本気のレースというものはなかなか経験したことがなく、最初は戸惑っていましたが、良い記録を出していく会場の雰囲気とオトナの掛け声により「信じてついていけば自己ベスト出るわ!」という目に変わっていきました。

関東の競技会や長距離状況を知っている人も尾道には少しずつ増えてきています。O.T.T(オトナのタイムトライアル)やペースメーカー付きの公認競技会のように記録に挑戦することを明確にした競技会ができたらこの地域も変わっていくのだと感じました。

特に今回のバーチャレを通して、私は中長距離種目の発展に可能性を感じました。

閉会のあいさつ

開会式は実施しませんでしたが、閉会の挨拶だけは残っているメンバーに向けてさせていただきました。

バーチャレ実施に至るまでの発起人の想いや、それを支えてくれるディレクターの方々、そしてクラウドファンディングや主旨に賛同してくれるオトナの方々がいて開催に至ったこと

コロナ禍により失われた中高生の青春のあるはずだった2020年トラックシーズンに対する想い

残りのシーズンが無事に行われることを信じてお互いに頑張ろうという想い

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...未来を担う若者に希望を与えてくれたバーチャレ主催者たちに感謝申し上げます。

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