＃３９ 次は「来る福招き猫まつり」だよ
おかげさまで「せともの祭」は無事終わりました。多くのご来店ありがとうございました。
片付けも済んでホッとしたところですが……今週末は「第２９回 来る福招き猫まつり in 瀬戸」が開催されます（２０２４年９月２８日土曜・２９日日曜）。招き猫の日が「来る福」にちなんで９月２９日ですので、毎年この日に近い土日がお祭りとなります。
「in 瀬戸」っていうことは瀬戸じゃないところでもやってるんですか？……鋭い……。伊勢のおかげ横丁でも「来る福 招き猫まつり」は開催中（９月１４日〜２９日）。こちらは３０回目ということでちょっと瀬戸より早くスタートしていますね。
縁起物の招き猫。瀬戸がもともと招き猫を作って来た歴史があります。置物メーカーさんは今でもいくつかあり、招き猫は作られ続けています。
市内中心部にある「招き猫ミュージアム」も人気スポットです。
とにかく２日間は瀬戸の街が招き猫で満たされます。
「にっぽん招き猫１００人展」（瀬戸蔵）。招き猫作家さんたちの創作招き猫の展示となります。もちろん陶芸以外の様々な分野の作家さんたちが参加します。とにかく個性的な猫たち１００点には毎回圧倒されます。ここで来場者の人気投票によってその年の大賞が決定します（みんなが審査員だ！）。選ばれた大賞作家は翌年「日本招き猫大賞作家展」として作品展が開かれます。去年の大賞作家、西岡良和さんの「猫と遊ぶ」は９月２８日〜１０月６日展示されます（新世紀工芸館展示棟）。
また「歴代日本招き猫大賞受賞作家作品展」もあり、人気の作家が在廊して招き猫作品を展示販売します。実際作っている人と話す機会にもなりますね（パルティせと４階）。さらに「１００人展アートマーケット」として、１００人展参加アーティストの展示販売もされます（パルティせと５階）。
コロナの時期にはマスクに貼るシールとかになっていましたが、以前のような猫メイクも復活しています（有料）。チラシなどでは会場内５ヶ所になっていますが、パルティせとはネイルやボディアートシールのみに変更されたようです。子どもから大人まで猫のメイクで街を歩いている様はこの招き猫まつりの最も特徴的なシーンと思います。
会場周辺の飲食店用意される「陶製招き猫弁当箱」付きの福々ランチも人気です。他にも特別メニューをいろいろなお店が用意されています。
この他にも、様々な体験コーナーや展示がありますので（もう書ききれないよ）事前にチラシ（マップ）を見ながらコースを作って出かけるのがおすすめです。会場は市内中心の施設に分散しています。歩いて移動できる距離ですが、そこそこ歩くことにはなります。歩きやすい靴がいいと思います。晴れればまだまだ暑い季節、（これはもう最近では合言葉のようになっていますが）熱中症には十分ご注意ください。
個人的には出店などお仕事はまったく関係しないので、純粋にお祭を楽しみたいと思います。こんなにたくさん招き猫作家がいること、招き猫好き（猫好き）の方が世の中にいっぱいいるんだということに毎回驚く２日間です。
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