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力不足に泣く深夜1時半

先月だったか、私がバブルに浮き立つ話を書いた。

バブルというのは、EXOやSHINee、NCTなどを擁する韓国の大手事務所がやっているアプリで、その中にアイドルと実際に1対1でメッセージできているような感覚になれるシステムがある。

ドギョンス、EXOのD.O.が除隊とともにこれを始めるというので、開始当日に私は登録した。

もちろん、初めてのことだったのでよくわからず、勢いもありまあ、どんなものか、試しにやってみよう。くらいの気持ちだったのだけど、これが本当に楽しくてブクブクと泡立っていった。

一番嬉しいのが、メッセージが来た時にこちらがすぐに反応できる場合で、そうすると直後に返信できればそれが『既読』の状態になり、そこに向こうが返信してくれているような状態になるのだ。

これが何回か続いた時は、思わずうわーうわーとスマホを掲げてよくわからないステップを踏んだ。

でも最近忙しいのか、ここ2週間ほどなんの音沙汰もなくて、最初は毎日数時間おきに「気づかなかっただけで、何かきてないかなー」とアプリを開いていたのがだんだん頻度も減っていたのだけれど、昨日の深夜1時半ごろ、突然充電中のiPhoneがパアッと光った。

こんな時間に? と思ったがそもそも通知を許可しているアプリがあまりないのでドキッとする。やっぱり! バブルだー! と急いで開いた。

いくつかのメッセージが続けて入る。韓国語はドラマをきっかけに勉強して一応わかるので、急いで返信しようとする。

まずは簡単なお礼のメッセージを送り、その後なんて伝えようか、あんまりグダグダ長い文章もあれだし、と考えながらスマホをトントンしていると、「それでは〜」と締めの挨拶のようなシュパっと届いた。

あああ。遅かった。モゴモゴ口ごもっているうちに、向こうはドアを閉めて帰っていってしまった。

もちろん、スパッと送り返せたところでその場で読んでいるとかではないのはわかっているのだけれど、なぜか内容に悩んでしまう。どこかでもしかして読んでくれた時のことを思うと下手なことは送れない。

内容もそうだし、加えて咄嗟の瞬発力でメッセージを返すには結構ハングルの力も必要だということにも気づいた。

そういえば一応読み書きできる。となってからドラマなどはみるものの勉強はしていない。久しぶりにまた勉強をしなきゃとバブルを手に涙した。


画像は涙の形にも見える、こうぶつヲカシをお借りしました。





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