韓ドラアドベントカレンダー 12
最高の愛
コン・ヒョジンってすごいと思いませんか?
私が初めて彼女を知ったのは、確か『パスタ〜恋ができるまで』くらいの時期だったと思うのですが、そこではひたむきなものの恋も仕事も思うようにはいかない・・・シェフを目指す若い女性を演じていて、なんと言うかワッというような美人ではないのに、その一つ一つの表情が宝石のようというか、思わずその輝きに見入ってしまう魅力を放っていました。
そしてその後、この『最高の愛(チェゴエサラン)』は当時韓国での記録的な視聴率ということで大々的に日本でも放送されたのですが、この、タイトルからしてともすると大味になってしまいそうなドラマが彼女のちょっと見る角度が変わっただけで色を変える石のようにキラキラと輝く存在感で、なんとも繊細な作品になっていたのです。
もちろん脚本もあのホン姉妹、ということで面白さはお墨付きです。
その後は、『主君の太陽』『大丈夫、愛だ』『プロデューサー』『嫉妬の化身』と、全て私の韓国ドラマベスト10に入るような作品ばかり。
そして映画が続いたなあと思った後、久しぶりのドラマカムバック作は、昨年の『椿の花の咲く頃』・・・とまあため息しか出ない。なんともあっぱれなのです。