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韓ドラアドベントカレンダー 15

ここでは何度も、というかそのことばかり書いている気もしますが、誰かのファンになる、推しがいるという生活は今や当たり前、というか元々みんなそれなりに持っていたこれが好き。ということを最大限楽しむようになったのかな、という気がします。

彼女の私生活

誰かのファンになってみて、それが私の場合KPOPだったわけですが、初めて知った言葉にマスタニムとサセンというのがあり、それはどちらもアイドルなどを追いかける人たちの言葉なのですが、前者は本人や事務所公認で、いわゆるファンの代表というかそういうイメージ。そして後者は彼らの私生活まで踏み込んでしまうことなのだ、と教えてもらいました。

おそらくサセンという言葉は韓国語の“私生活”の、上の2文字をとって“サセン”なんだと思います。

というわけで、私生活、がタイトルに入ったこのドラマは、あるアイドルを心の拠り所にしている(というより彼女がかなりしっかりしたカメラを持って出ていることからもおそらくこのヒロインはマスターじゃないのかと思うのですが。サセンはあまり良い意味は持たないようなので)ヒロインのラブストーリーです。

キュレーターというちゃんとした仕事がありそれはしっかりこなすけれど(彼女の仕事ぶりは『キム秘書〜』と同じで完璧です)実はアイドルのマスタニムという一面を持つヒロインの、じゃああなたの私生活は? 恋は?

今韓国で推し活が社会的に定着しているからこそ、のドラマなのでは?という気がします。

次々と新しいドラマで主演するパク・ミニョンのコミカルなオタク女子の再現も(多分演技指導するリアルなオタクがいるのだろうという想像もできて)楽しいです。