ついに!
今日、あのロッテの佐々木郎希投手が実戦デビューした。
以前書いたけれど、一度目の前で彼の投げる球を見て、一瞬でファンになった。圧倒的だった。細身だが他の大柄な選手と並んでも頭一つ分ほどとびだした長身。長い手足から光のようなボールが飛んでいく。
日本のプロに進んだものの、まだ成長期で長い目でその能力を育てようという判断から当面、試合では見ることができないとわかっても、素晴らしい判断、待ちます。と納得した。それくらい、彼の投げるボールは印象的だった。
それに、成長期の体に収まりきらない才能、というのはまさに漫画の世界。
天才がその才能が開花していく過程で必ず通らなくてはいけない道で、そこまで王道を行ってる! とその存在に興奮した。
しかも高校時代、彼の存在が話題になってからしばらくして知ったことだけれど、彼は10年前に当時小学生で被災してご家族も失ったそうだ。
10年後、その翌日にプロとしてマウンドに上がりさらなる可能性を感じさせる圧倒的なピッチング、ってなんかもう本当に現実の世界の話か、漫画やヒーローものの世界の話なのかわからくなる。
「緑の匂い(色差し)が確かな春の訪れを感じさせるお菓子」
虎屋の『春の山』の写真をお借りしました。