2.瀬戸内かわいい部が目指すもの・手探りで始めた活動
今日のお話は、瀬戸内かわいい部が目指すこと、そして、それを目標に手探りで始めた初期の活動についてです。
「せとかわデニムプロジェクト」とは、瀬戸内かわいい部とEVERY DENIM(現ITONAMI)のコラボではじまった商品開発プロジェクト。2019年春〜2020年春、1年間の活動を通じて「瀬戸内デニムピクニックシート」という商品を作り上げました。
「“かわいい“という観点からデニムを見つめ直し、倉庫に眠るB反を活用して新しい商品を作る」という旗のもとメンバーを募集し、ゼロからはじまったこのプロジェクトがどのように歩みを進めてきたのか…?
このnoteではその1年間の軌跡を綴っています(目次はこちら)
2.瀬戸内かわいい部が目指すもの・手探りで始めた活動
瀬戸内かわいい部は、自分たちの活動をこのような言葉にまとめました。
瀬戸内地域の魅力的なモノ・コトを、
「かわいい」という観点から探し、伝え、育てること
自分たちは何者なのか、どんなビジョンを持って活動しているのかを明確にしたおかげで、「かわいいアンテナ」を常に張れるようになり、普段は見逃していた魅力的なものも見つけられるようになりました。立ち上げメンバー自身の活動の指針とするべく言語化しましたが、結果的に多くの方が共感してくれる言葉となり、のちに仲間を集める際にもよい影響がありました。
注)瀬戸内かわいい部立ち上げ初期のSlack
やりたいこと・ビジョンが明確になったあとは、どんどん「かわいい」を発信していきました。最初は発信に気恥ずかしさもありましたが、その気持ちを軽減して思いっきり自分の「かわいい」を表現するため、敢えて、リアルの自分と繋がっている人のいない新しいSNSアカウントを作成。また、「瀬戸内かわいい部」としてのアカウントも作りました。
やすかさん
“西日本豪雨のあと、地元をPRする動画を初めて配信したときは、まさに、清水の舞台から飛び降りるような気持ちだったんです。自分の感じる「かわいい」にも自信が持てなくて。でも、古性のちさんを始め岡山・瀬戸内以外の方が「瀬戸内ってかわいいがたくさんあるね!すごいね!」と言ってくれたことで、認めてもらえたような気がして嬉しくて、だんだんと自信を持って発信できるようになっていきました。”
この初期の活動の過程で、後のせとかわデニムプロジェクトのメンバーの数名とも出会います。
やすかさん
“今振り返っても、熱狂がすごかったと思います(笑)自分たちが圧倒的に楽しめること・自信を持って好きと言えることだから活動を続けられたし、徐々に仲間が広がっていったのかなと感じます。”
注)少人数で開催した街歩きイベント(尾道フォトウォーク)
SNSで「かわいい」を発信する活動や、少人数での街歩きイベントを続けたのち、「記録は実績。どんな小さなイベントでもちゃんと残しておこう」と、みなみさん主導でホームページを作りました。そして、ホームページで初めて、活動メニューに「プロジェクト」という枠を設けました。
みなみさん
“1日限りのイベントだけじゃなく、自分たちの手を動かしてなにか作ったり生み出したりする活動もしたいなと思ったんです。瀬戸内かわいい部に集まってきてくれた人は「瀬戸内を発信したい、瀬戸内でなにかしたい」って気持ちを持った人たちだったから、「私は瀬戸内と関わってこんなことをしたんだ」って胸を張って言える何かができないかと思って・・・。でも、ZINEを作る?商品開発とか??とハテナがたくさん浮かんでいました。”
まだ何も見えていなかったけど作ったホームページ。これが、のちに活きることになります。
今日のまとめ
・自分たちの活動の指針となるように、目指すことを言語化した
・どんな小さなことでも、活動は記録しておく
・漠然としたやりたいことも、言葉にしておく
次のnoteでは、せとかわデニムプロジェクトが始動することとなったEVERY DENIM(現ITONAMI)の島田舜介さんとの出会い、その後に夢中で作成した企画書についてお話します。
こうしたプロセスを経て進んできた、わたしたちの1年間の歩み。2021年には、せとかわデニムプロジェクトSeason2がスタートします!
これまでに築いた繋がりや可能性を手に新たな一歩を踏み出した先で、今度はどんな景色と出会えるのか。期待に胸が高鳴ります!
プロジェクトの過程や最新情報はHPやSNSでおしらせしてまいります。新たなラインナップや、これを読んでくださっているあなたにも加わってほしい新企画を準備していますので、よければぜひチェックしてみてくださいね。
◆せとかわデニムプロジェクト公式サイト
◆せとかわデニムプロジェクト活動日誌(note)
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