【self-introduction/collaboration】両備バス×セトコレ『アートバス』発進中!
はじめまして、瀬戸内アートコレクティブと申します。
この度はnoteという広大な世界の片隅から見つけていただいたこと、心から嬉しく……あとちょっと、かなり恐縮しております。コロナや戦争や地震など穏やかならない毎日を過ごしておられることと思います。本当に、本当にありがとうございます。せめてここでは穏やかな時間を過ごしていただけますように。
noteは瀬戸内アートコレクティブをチームとして立ち上げた頃から、しなくちゃ……書かなくちゃ……発信しなくちゃ、と思い続けて気がついたら3年経ってしまいました。noteデビューの前にライター教室に通って、ちゃんとした文章力を身につけて、それから……と妄想にふけって現実から目をそらし続けた結果、3年間で体重が5キロ増加しました。
5キロ太ったことに絶望していた時、奇跡的に岡山県下で広く親しまれている両備ホールディングスさまから「コロナ禍で現在の公共交通機関は……正念場っス!!」「お客様に満足してもらい、売り上げを伸ばすプロジェクトを始めているっス!!」
そして「第2弾としてアートバス企画を考えているので協力などいただけないッスカ!?」というお話をいただきました。
瀬戸内アートコレクティブは2019年から始まって、2022年3月で約3年になります。
私たちがどのような団体かと言いますと、美術作家ともギャラリーとも美術館ともオンラインアート販売とも少し違った活動を行う、キュレーターのオクウェイ・エンヴェゾー氏の言葉を借りるなら
「柔軟で非恒久的な連携に力点を置き、恒久的な同盟を築くよりむしろ、プロジェクトごとにその都度コラボレーションを行うのを好む、ネットワーク化されたコレクティブ」の団体
という表現が的を射ているかと思います。
我々は瀬戸内を拠点に活動するアートプロデューサー、アーティストのネットワークとして、地域社会とアーティストの間にパートナーシップを創り出し、持続的な価値創造に繋がるプロジェクトを構築することをミッションと活動を行ってきました。団体設立以来、おかげさまで様々な企業・公団体様との協業させていただき、アーティストによる作品発表の機会を頂戴しております。
始まりは数人のアーティストによる小さな活動でしたが、少しずつ参加いただけるアーティストの方も増え、企業様や美術館・ギャラリーの方々との繋がりも増え、企画・展示を試行錯誤しながらもここまでやってくることができました。とはいえ、3年目に入ってから漠然とした危機感も抱くようになり、そんな折に両備バス様から問い合わせを受け、打ち合わせでの「正念場」というお言葉。その言葉にいたく共感しました。
躊躇したり、目をそらすのではなく、とにかく可能性があればやってみる。
『アートバス』とともに、noteデビュー発進するなら今しかない!
ということで、本日よりnoteデビューいたします。
大げさな、と思われそうですが小学生の頃に読書感想文の課題で先生から「お願いだから感想を書いてください」と懇願されるという文章力皆無の私にとってはかなり大きな決断だと思っております。
こちらではプロジェクトや展覧会の案内、レポートなどを書いていく予定です。時々美味しい食べ物の話も挟むかもしれませんが、どうぞお付き合いいただければうれしいです。よろしくお願いいたします。
そして、両備バス様とコラボレーション企画の「アートバス」は、2022年2月10日より発進中です!
「アートバス」は「宇宙一アートな路線バス」がコンセプト。
岡山県でのバスの運行は2月10日から12月末までを予定しています。今年は瀬戸内国際芸術祭が始まりますので、お出かけになられる方にはぜひアートバスを利用していただければと思います!
アートバスの特徴は、「岡山県内・瀬戸内エリアで活躍する10人のアーティストの作品を座席に座ったまま間近で楽しむことができ、また、気に入った作品は車内のQRコードから購入することもできる」
というところにあります!
yahooニュース様、nhkさま、kbsさまなどにも取り上げていただきました。ありがとうございます!!!
ちなみに参加アーティストは以下10名になります。
PORTRATOR、槇本健一、鈴木瑞穂、高松 明日香、辻孝文、土井紀子、中桐聡美、名合貴洋、松本真里奈、宮木菜美子
お気に入りの作品に出会ったらお求めいただくことも可能ですので、楽しいひと時を過ごしてもらえたらうれしいです!
というわけで、これから拙いながらもアートについて楽しく穏やかに発信していこうと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします!(文責:杉)