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キラー・スマイル

この話はまた後で詳しく話すかもしれないが、最近、久しぶりに会った女性がいて、やっぱり可愛いなあと思った。彼女のことは、ここでは仮にかおりんと呼ぼう。

読者の皆さんならお察しのことと思うが、彼女は素人ではなく、夜職の女性だ。陰キャラの俺は、お金を払わないと女性と遊べないからな。

ブログでは嘘を書きたくないし、正直な気持ちをぶちまけていこうと思う。便所に書いてある落書きのように、深く意味を考えずに黙読してくれれば、それで結構だ。

さて、女の子というのは、好意がある相手には自分から連絡をするものだ。こちらから質問しなくても、「今、アニメ見てる。」とか「パスタが食べたい。」とか、自分のことを話してくれるものだ。

しかし、彼女からは営業連絡すら俺の携帯には来ない。
俺は年に一、二回しか店に顔を出さず、おねだりされたドリンクも一番安いやつで済ますほどのドケチで、しかも不細工だから、彼女の判断は間違っていないと思う。

告白して振られる辛さも知っているから、叶わない恋に命をかけるつもりはない。
周りの幼馴染が結婚して家を建てている中で、
無理をしてみじめになるだけだと思うし、
相手にも迷惑がかかることなので、
やりたいとは思わない。

一瞬の喜びを得るために夜のお店に行くくらいは、大人の男性なら誰でもやることだと思う。しかし、気分転換のために行くところであって、街コン感覚で恋人を作るために通うのはちょっと違うし、健全ではないと思う。

ただ、もしも何かの間違いでかおりんの方から好意を寄せられたら、俺はきっと付き合ってしまうだろう。理由は単純で、彼女が今まで出会った女性の中で一番可愛いからだ。彼女に似ている芸能人を挙げると、某アイドルグループのAさんがいる。Aさんのことはデビュー当時から知っていて、確かに可愛いと思っていたが、序列にはやや疑問があった。美容的に見ると、他のメンバーでもっと顔が整っている人がいるように思えたからだ。

しかし、最近になってようやく人気の理由がわかってきた気がする。Aさんには安心感や癒やしを感じるチャーミングな笑顔があり、派手さや完璧さではなく、自然体でいる可愛さが理想の彼女そのものだと思う。そういうナチュラルな魅力が、多くの人のハートを掴んだのではないか。

だから、最近Aさんを見ると、かおりんを思い出して胸が苦しくなる。気づいたら写真集も買ってしまった。笑った顔が本当に可愛くて、すでに200回は読み返している。読むたびにドキドキしてしまうんだ。

現実で会って可愛いと思った人に近い雰囲気の芸能人を好きになるって、俺ってば、本能に忠実すぎる。

アホだな。そうだよアホだよ。

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