写真展を終え、日本を離れて半年。 片山悠
この記事は2018年3月24日に投稿されたものです。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
初めまして、現在大学4年生の片山悠です。
広田に初めて出会ったのは2016年の夏にCMSPのプログラムに参加し、その後広田町ともっと関わりを持ちたい、と思い半年間スタッフとして活動を続けました。
私は、去年(2017年)の8月から海外に留学に来ています。
ので、次の夏季CMSPスタッフを続けるという選択肢はありませんでしたが、新しいプロジェクトに声をかけて頂き、写真展を開催しました。
(写真展『花笑み日記』)
プロジェクトを終えて、写真をもっと好きに、自信もって、好きなものを好きだと言えるようになりました。
(趣味:写真を撮ること!)
写真展に関わることができたのは、自分にとってとても大きなことでした。
SETメンバー同士でも一緒に話す機会があったのは年に数回の総会の時のみで、深く知り合えるのも少しハードルがあるように私は感じてしまっていました。
(元々人見知りなのでより一層初対面の人に敏感でした)
写真展は、プロジェクトを跨いでSETメンバーの写真好きが6人集まりましたが、ほとんどちゃんと話したことないメンバーでした。さらに、プロジェクト自体はたった3か月という、短い期間で行われました。
私には奇跡的な出来事のように感じました。
さらには、SETメンバーだけでなく、町の人との繋がりも広く深くなり、知らなかったSETのこと、町の人、広田の景色、既に関わりのある場所でも知らなかったことがたくさんあった。
大切なことをプロジェクトを通して気付きました。
“人と人の繋がりで世界がこんなにも広がる。”
“人の繋がりで生まれた縁は、心も豊かにする。”
SETに出会って私は‘仲間’ができました。信頼関係があり、共に心が豊かな人生を歩んでいこうと本気で思える人たち。
自己紹介でも書きましたが、現在留学中です。(半年が経ちました)
しかし、今まで日本でもちゃんと話したことない人にも、連絡して、1対1でSETメンバーとテレビ電話をしました。
方向性やいまやっていることが全く違っても、SETとして大切にしている、「一人ひとりの『やりたい』をカタチにすること」が根底にあり、そのなかで活動をしている同じSETの仲間であることには変わりがない。
場所が離れていても共に頑張ろうと思える人。
写真展を終え、また日本を離れてより強く感じています。
SET全体としてプロジェクトごとの壁は、1年前と比べて大きく変わってきています。
一つの大きな流れとして動きを感じます。
残り3か月で私は留学を終えます。SETメンバー、町の人、広田町に再会できます。
約1年ぶりの再会でどんな会話が生まれるのか、どんな思いが湧き上がってくるのか、とても、楽しみです。
【わたしのベスト広田フォト】
ふと朝早くに目が覚めた時に海まで散歩したときの海辺の朝陽。
ざわめいていた心をそっと落ち着かせてくれた場所。
とても静かで空も海も木々も自然を肌で感じ、
深呼吸してきれいな空気を体に入れ、新たな一日の始まり。