こわさ&不安な気持ちを味わう
先日読み終わった本にわたしの心を動かす、こんな一文がありました。
こわいのは、それだけあなたにとって大切なこと、価値のあることだからです。
読み終わった本というのは、元祖ノマドワーカー 安藤美冬さん著「新しい世界へ」です。
まずはわたしは何者?から
わたしが安藤美冬さんの一文に心を動かされた理由。
それは、本業以外にいくつかの収入源を得ることを望み、これまで自分がいた世界とは別の所に足を踏み入れようとしているけど、いまのわたしにそれができるかどうか分からなくて不安に思っていたからです。
ここで、わたしとはどんな人間かを数行にまとめさせていただくと・・・。
50歳を目前に控える、地方に住む兼業主婦です。結婚してからは派遣社員として数々の企業で働いてきました。といっても経理や総務といった事務職がほとんど。仕事ができないということもなく、かといって、ドラマにあった大前春子のようなスーパー派遣社員というわけではない。つまり、可もなく、不可もない、平凡なアラフィフ。それがわたしです。
そんなわたしが複数の収入源をもちたいと考えるようになったのは、大雪のため1時間も歩いて出勤したことがきっかけでした。そこまでして会社に行かないと行けないのか。というか、会社に行かないと収入を得られないってどうなの?と思ったことがきっかけです。
収入源を増やしたい。何かないかなと探し、出会ったのが「書く」ことです。
そして、ライティングを学び運良く2冊の電子書籍を出版することができたわたしが次にチャレンジするのが、執筆代行業です。
そこで、「こわさ」が浮上してきました。
わたしの感じている「こわさ」とは何か
事務職しかしてこなかったアラフィフのわたしが、運良く電子書籍を2冊も出版できて、次の目標を執筆代行業にすると決めたときに沸き起こってきた「こわさ」とは何か。
ここで、「こわさ」について、わたしのライティングの師匠、野口真代先生が講座の中で仰っていた言葉をご紹介します。
自分が感じている「こわさ」や「不安」というのは何か分からないものに対して抱く。だから「こわさ」や「不安」の正体を明確にすることが大切である。
このように教えて下さいました。そこで執筆代行業を始めようと思ったときに、ナゼ「こわさ」や「不安」がおこったのか。何に対しておこったのかを考えてみました。結果はこうです。
【執筆代行業をはじめるにあたっての、こわさの正体】
①わたしみたいな平凡アラフィフが他人様の執筆代行などやりとげられる?
②成果が出なかったらどうしよう
③本業と家のことをやりながら仕事を請け負うことができるかな
なるほどなぁ。こんな理由でわたしはこわかったのか。こうやって自分の感情を深掘りしていたら、じゃあどうしたらいいのか、解決策までみえてきました!
わたしが執筆代行業を始めるにあたっての「こわさ」撃退法
執筆代行業を始めるにあたり、わたしが感じている「こわさ」の正体を深掘りしながら、じゃあこうしたら?と同時に沸き起こってきた感情。つまり、「こわさ」の撃退法は次の通りです。
おそれ①
わたしみたいな平凡アラフィフが他人様の執筆代行などやりとげられる?
⇒このおそれを深掘りしつつ、もうひとりのわたしが「えっ?いまさらそれを言う?」などと突っ込んできました。(あっ、もちろん例え話です笑)
「だってあなた、Twitterのフォロワーさん2000人突破してるじゃない」
「しかも電子書籍2冊出版して、読者の方から、本がきっかけで行動に移せたと感想をいただいたじゃない!」
そうでした!少なからずもわたしが成果を出していることに気づけたのです。だからといって執筆代行はお金をもらって他人様の発信のお手伝いをするので、自分のことを発信するのとはワケが違いますが・・・。でも、わたし少しは自信持っても良いのかもしれません。
おそれ② 成果が出なかったらどうしよう
⇒このおそれをあぶり出しながら思いました。「なんかやってもみないうちからこわがってるなんて、カッコわるいかも・・・」
ふと、ニガテだった跳び箱の授業を思い出しました。飛べそうもない高さの跳び箱を目にし、こわくてこわくてしかたなかった小学生のわたし。わたしの番になり、こわい気持ちを抱えたまま走り出すのですが案の定、飛べない。何度やっても同じなのですが、何度目かの時、こんなことの繰り返しじゃ何にも変わらん!とナゼか思った私は「もうどうにでもなれ!」と、無心になって踏み台に勢いよく足を踏み込み、跳び箱に手をついて「えいやっ!」とやってみたら・・・飛べた!! 飛べたのです!
なにもしないうちから「きっと飛べない」と自分に言い聞かせてしまっていたので、飛べないはずですよね。
つまり、成果が出なかったらどうしよう問題に対しては、「えいやっ!」の精神で、まずはやってみよう!と、飛び込んでみることが大切だということです。小学生のわたしが、ニガテだった跳び箱に「えいやっ!」と飛び込んだように。
人はどんなものなのか分からないことに対して、おそれを抱くのかも知れません。なにもしないうちから想像でこわがってるなんて、時間の無駄だなと思えました。
おそれ③
本業と家のことをやりながら仕事を請け負うことができるかな
⇒これに対しては、本業とは別の収入源を作りたいと思ったのだから、これまでのように休みの日や帰宅後の時間を、丸々プライベートに使うことはできません。そんな当たり前のことに気づきました。
だからといって心に余裕がなくなるのは本末転倒です。なので今の自分に最適なペースで、できることから始めたら良いんじゃないと思えました。
【結論】執筆代行業にチャレンジするわたしへ!
ここでもう一度、冒頭でご紹介した安藤美冬さんの一文をおさらいです。
こわいのは、それだけあなたにとって大切なこと、価値のあることだからです。
この、安藤美冬さんの言葉を踏まえると、執筆代行業に対して「こわさ」を感じていたのは、今のわたしにとって価値のあることになります。
そうであるなら、あとはやるっきゃない!
わたしの「こわさ」を深掘りして見つけた撃退法をお守りにして、アラフィフ瀬田かおる、新たな世界に飛び込むことにします!
☆「こわさ」撃退法☆
わたしなりの成果を出しているのだから、自信をもつ!
まずは今の自分にできるレベルの執筆代行業をやってみる。
やってみないと何も始まらない。「えいやっ!」の精神で飛び込んでみる!!
いつの日か、近い将来。アラフィフから色々なチャレンジをしたことを1冊の本にまとめて皆さんにお伝えできるように、それをモチベーションにして、いっちょやってみます!
あなたも何かチャレンジしようとは思うけれど、こわくて躊躇していることがあったら、何に対してこわいのか、自分の気持ちを深掘りしてみて下さい。こたえは自分の中に眠っているはずです。