【年始のご挨拶】十八番フレンズとグルメ旅
皆様、新年明けましておめでとうございます。
新幹線から見た富士山の神々しさに思わず手を合わせた天野です。
インタビューマガジン世田谷十八番を手に取ってくださった皆様、十八番noteにまで飛んできてくださった皆様、2023年もどうぞよろしくお願いいたします。
つい先日、年末のご挨拶をしたばかりと思っていましたが、年が明けてもう1週間が経ちました。
シティガールと私
そろそろお馴染みになってきたでしょうか。一緒にnoteを更新しているよしえさん。生まれも育ちも現在の住まいも世田谷の生粋シティガール。さらにはご主人も世田谷出身という混じりっ気なしの世田谷サラブレッドです。
一方の私は愛知県生まれ。大学入学を機に上京し、大田→中央→渋谷区と移り住み、現在は世田谷区歴5年目に突入。世田谷在住者として決して新人ではないけれど、中堅とも言いがたい微妙な立ち位置。
夫は大阪出身なので、帰省の概念がないというシティガールとは対照的に、我が家の年末年始は大阪と愛知へ帰省するのが定番です。
十八番フレンズとは
我らが十八番は『世田谷』を名乗っていますが、配布先は世田谷に留まることがなく。目黒区に新宿区、さらには京都や北海道、愛知にも置かせてもらっています。
ちなみに、十八番が言う配布先とは、十八番をお店のレジ近くやフリーペーパー専用のラックに置いて、皆様の手に届くよう協力してくださる店舗や施設のこと。
感謝と敬意と親しみを込めて『十八番フレンズ』と呼んでいます。
この十八番フレンズの面々が、私にとっては「このお店好き!」とか「行ってみたかった!」と思うところばかり。フレンズの素敵なラインナップが、私が世田谷十八番に興味を持った理由の一つと言っても過言ではありません。
そんなわけで、大阪と愛知の帰省ついでに一部の配布先を訪ねてみました。
レトロさとお洒落さをまとう出町座
まずは京都の出町座。こちらは書店とカフェを併設している映画館。タイムスリップしたかのような異次元の雰囲気を放つ出町桝形商店街に並びます。カラフルで華やかな錦市場とはまた異なるレトロかつマニアックな商店街の中で、一際目を引く出町座。今回は時間の関係で中に入ってゆっくりすることができませんでしたが、そばに佇むだけでその魅力に引き込まれました。
かの有名な出町ふたばの豆大福をゲットしたら、商店街をブラブラして食べ歩きしつつ。疲れたら出町座でお茶をしながら十八番を読む。 あー、最高です。そういえば、見た目からして大勝利の鯖寿司もあったな〜。
多少遠くたって行きたい恵文社
続いては、恵文社一乗寺店。2両編成の叡山電鉄・一乗寺駅から徒歩3分の場所にある本屋さん。
ヨーロッパのような煉瓦仕立てのかわいらしい外観が、もうたまりません。店内のレイアウトも素晴らしく、本のテーマパークとでも言いましょうか。よくよく見ると、通常の本屋さんでは見かけないようなレアなセレクトもあって、さらにテンションが上がります。
奥のスペースには、衣食住関連の本がズラリ。それらとリンクするこだわりの雑貨や小物が売られていて、時間を忘れるどころか、うっかり住みついてしまいそうでした。
十八番は入口を入ってすぐ右手にある棚にありますよ。本屋さんだけにフリーペーパーも多いので見つけづらいかもしれませんが、よろしければ十八番探索してみてくだい。
そして、この一乗寺。実は、一乗寺ラーメン街道と言われる京都随一のラーメン激戦区。
ピークを外したつもりだったのに、どのお店も行列が伸びていくばかり。何度「ウソやん」と言ったことでしょうか。目的地の周辺で美味しいお店を探すことが大きな醍醐味なのに、時間オーバーでどこのラーメンも食べられないという失態を犯しました。はぁ不覚。
一乗寺へ行く際は
時間の余裕を持って叡電へ乗車
👉恵文社でお気に入りの本と十八番をゲット
👉ラーメンの列に並びながら十八番を読む
こんなコースでいかがでしょうか。
どんな切り口でも楽しめるホテルアングル
最後は私の地元、愛知県岡崎市にあるマイクロホテルアングル。岡崎で街づくりの活動をする私の兄の紹介で、アングルさんにも置いていただけることとなりました。
山梨から愛知・岡崎へ移住した飯田さんが、岡崎で一番古いカメラ屋「泉崖堂(せんがいどう)」の跡地をリノベして開いたマイクロホテル。カメラつながりで「アングル」と名付けたのも素敵。
1FはPark Side Cafeというショップです。間口から受ける印象よりも奥行きがあり、ゆったり広々。木の温もりを感じる店内は、時の流れが穏やかで居るだけでも癒されます。本棚にある本や雑誌を読みながらゆっくりできるし、こだわりの物販を見るのも楽しい。
さらにこのショップ。朝だけは近所の小料理屋エキュメさんのPop-upストアとなり、モーニングガレットをいただけます。目玉焼きをいつ割るかを考えるのって、最高に贅沢な時間だと思いませんか?
泊まるもよし、モーニングするもよし。
お茶してもいいし、買い物するのもOK。
ガレットやコーヒーの香りに包まれながら、先達の十八番に想いを馳せる。そんな贅沢な時間の過ごし方はいかがでしょう。
・・・・・・・。
年始のご挨拶にかこつけて、食べてばかりだと思われるかもしれませんが。
「おいしいはうれしい」を信条にする私ゆえ、お許しいただければ幸いです。
期間限定のNew十八番フレンズ
そして、年始から朗報です!
なんと、株式会社Campさんが渋谷ヒカリエ8Fで運営するカルチャーショックスタジオ『make (a) Camp』にて、3月末まで十八番を置かせてもらえることとなりました。
創刊号から最新号まで全てが手に入る大変貴重なフレンズです。
期間中はできる限り、切らさぬよう設置します。
「バックナンバーも読みたい!」と言ってくださるありがたき皆様は、是非足を運んでいただけると嬉しいです。
渋谷は変わりすぎてグルメ情報を持ち合わせておりませんが、もし何か良い情報をキャッチしたらお伝えできればと思います。
もちろん、他の十八番フレンズも素晴らしいところばかりなので、これから紹介していけたらと思っています!
世田谷十八番の2023年
引き続き、紙面では先達の十八番をお伝えしつつ、こちらnoteでは、シティガールよしえさんと私が「世田谷」「十八番」「先達」をテーマに自由気ままに書き進める所存です。
世田谷十八番がきっかけで、先達の生き様に触れたり、素敵なお店や人にめぐり会ったり。そうして生まれる笑顔や会話や小さな幸せが日本や世界を元気にするエネルギーとなったら、そんな嬉しいことはありません。
昨年の忘年会で話したあんなことやこんなことの実現にも少しずつ歩みを進めてまいります。
ね、編集長!
改めまして、2023年も世田谷十八番をどうぞよろしくお願いいたします!