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#16 放送大学大学院〜入学者選考について〜

放送大学大学院では第1次選考の問題がHP上に毎年アップされており、誰でも見ることができます。

第1次選考については、公開されている通りの内容ですので特に言及の必要はありませんが、強いて言うならば、事前に修士科目性・修士選科生として科目履修を行う方が良いと考えられます。
受験するプログラム、履修する科目にもよると思いますが、私の場合は授業科目と密接に関連する内容が出題され、事前に学んでいたからこそ、これといった対策を必要としませんでした。


第2次選考はZOOMを用いたオンラインによる選考となっており、事前の準備を行い、指定された日時に面接を受けることになります。
※2022年度時点の情報につき、今後対面方式に変わる可能性はあります。

放送大学大学院のHPでは第2次選考について、以下のように記載されています。

放送大学HP「学生募集の概要」より(2023年2月現在)


「出願の際に提出された研究計画書、志望理由書等をもとに面接試問(本部で実施)を行い、「研究遂行能力、意欲など」を判定します。」

とあり、特に「研究計画書」を詰める部分が重要となってくるように思います。

自分がやりたい研究があったとして、その具体性や意義、実現可能性など、様々な観点から詰めていく事が求められます。

また、研究計画書が学問的位置づけ、新規性、重要性、社会的貢献などの面から適切に設定がなされており、それらをどれだけ詳しく説明ができるか。

研究計画書の内容について、一つ一つに「そもそも」を自身に問うているか。
研究に対して対立する見解があるか、複数の文献を比較したか。
海外の文献も含め、先行研究をどれだけ調べたか。

他にも様々なものがあると思いますが、それらが「研究遂行能力、意欲など」に含まれると考えられます。

本番で緊張してしどろもどろになり全く意味を成さなかったのですが、
面接についての具体的な対策としては、

・自身の研究テーマについて資料を作成し、思考整理をする
・面接問答集を作成する

といった方法をとりました。

実際の質問についてはサンプル数が1なので参考になりませんが、
限られた時間の中でとにかくその研究に対する本質的な部分をズバズバと質問してきます。

ただ、それらについては、ここまで書いてきたものが明確であれば、ある程度は説明できると思います。

準備がモノを言うといったところです。

入学を検討されている方につきましては、入念に準備することを薦めます。

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