日系旅行会社からGAFAへの異業種転職に成功した方に話を聞いてみた
どうも、こんにちは!
セッションの伊藤です。
セッションは、社会人のためのOB訪問マッチングプラットフォームサービスを運営させていただいてます。
今回は、以前弊社サービスのプレイヤー(情報収集者)として活動し、現在サポーター(情報提供者)として支援してくださっている松尾さんにインタビューをさせてもらいました!キャリアチェンジのキッカケ、外資系転職の特徴、入社後のギャップなど、ご丁寧にお応えいただきました。
日系旅行会社から外資系IT企業への異業種転職に成功したその体験談を是非共有致します!
【この記事はこんな方におすすめ】
【インタビュー】
伊藤
「松尾さん、本日は貴重なお時間をありがとうございます。そして転職成功、誠におめでとうございます!本日はカジュアルに、体験談を聞かせてもらえればと思っています。どうぞ、よろしくお願いします!まずは、簡単な自己紹介からお願いできますか?」
松尾さん
「転職活動時はご支援ありがとうございました。まず自己紹介ですね。福岡県出身、東京都在住の松尾と申します。九州大学大学院で修士課程を修了後に上京し、前職の日系旅行会社に新卒として入社しました。同社で4年半従事したのちに、現職の外資系IT企業へ転職しました。趣味はカフェ巡りと日本酒巡りです。本日はよろしくお願いします。」
伊藤
「ありがとうございます。優秀な匂いがプンプンしますね!早速なんですが、今回キャリアチェンジに踏み切った理由ってなんだったんでしょうか?」
松尾さん
「コロナ禍でキャリアビジョンや日々の過ごし方に対する価値基準が変わったことが大きかったです。会社から休業要請が出て、週二日間だけの在宅勤務の日々が続きました。最初の頃は週二日勤務で基本給がもらえることに満足感を抱いていましたが、ある時から社会との接点がほとんどないことに、自分は社会にとって対価にあった価値を生み出せているのかという不安や焦燥感に駆られました。前職ではオリンピック・パラリンピックの営業を担当していたのでコロナの影響で案件が全てなくなり、社内での今後のキャリアビジョンが描けなくなってしまいました。そこで、コロナ禍でも伸びていて、価値を生み出せている産業の一つにインターネット通販があることを知り、その成長産業の環境に身を置いて日々成長を感じられる過ごし方をしたいという期待を持って転職に踏み切りました。」
伊藤
「なるほど、本当にそうですよね。コロナで自分自身を見直したという方、たくさんいるんじゃないでしょうか。IT業界といっても色んな会社が存在しますが、中でも現職を選んだ決め手はなんでしたか?現職以外の会社と悩まれた会社があったらそれも教えてください。」
松尾さん
「待遇面の良さも大きな理由ですが、一番は、弊社が掲げる理念に強く共感を抱いたことや、この理念に沿って上司からだけでなく部下や同僚からも人事評価がなされるという点に惹かれたことが理由ですね。転職活動の際にはGoogleやITベンチャーへ数社応募しましたが、現職の理念や仕事内容に最も興味を抱いていたので、どこにしようかと悩むことはなかったです。」
伊藤
「素晴らしいですね。今のところ、凄くスムーズに転職に成功なさったように聞こえますが、異業種転職はハードルが高いイメージがある方が多くいます。実際、異業種転職について、難しいと感じたことはありますか?」
松尾さん
「難しさと言えば、面接時の着目点がこれまでと異なると感じました。外資系企業の特徴かもしれませんが、企業へのロイヤリティよりも、数字に対する細かさや責任感、組織内の個人としての考え方や自律性を重要視されたので、企業分析をどれだけ行ってもそこから出る答えは面接官には響かないという感覚はありました。あとは、もちろん自分にとっては新しい業界なので、インターネット通販の仕組みや物流のことは網羅的に知っておく必要がありました。
内定をいただいてからは、新しい事業部の配属だったので、入社まで業務内容の具体的なイメージがなかなか掴めませんでした。入社後は手探りでOJTに勤しんでいますが、使うツールやシステムが数多く存在するので、日々新しい学びを取り入れていかなければならないことは難しい点でもあり、楽しいことでもあります。」
伊藤
「それは面白い観点ですね。何故弊社を志望するんですか?という質問よりも弊社にどう貢献できるんですか?の方が重要視される傾向にあるということですね。今更ながら、松尾さんの現職の具体的な業務内容をお伺いできますか?また、現職で成し遂げたいことが既にあれば、それも聞いてみたいです。」
松尾さん
「現職では倉庫内の業務効率と生産性の管理を行っています。倉庫内で稼働するロボティクスや働いていただいている作業者さんに対して、最も効率の良い配置や動線となるように、システム上で指示を出すプロセスアシスタントという業務を行なっています。成し遂げたいことというと、まず1年後にはマネージャーとしてその全責任を負う役回りになっていたいですね。」
伊藤
「1年後マネージャー宣言!ご報告楽しみにしてます!先ほど、入社まで具体的な業務のイメージがついていなかったと仰っていましたが、転職前と入社後でギャップを感じたことはありましたか?」
松尾さん
「私が志望していたのが新しい事業部だったため、そこは在籍している社員でも情報が少ないようでしたが、幸いにも、事前にセッション(オンライン型OB/OG訪問サービス)を通じて実際に在籍している社員とお話しできていたので、ギャップは少なかったです。平均残業時間についても事前に聞いていたので、覚悟は出来ていました。残業に対するギャップに萎えてしまいそうな方は、実際に働いている方に事前ヒアリングした方がいいと思います。」
伊藤
「今後の転職者には正に、セッション(オンライン型OB/OG訪問サービス)でヒアリングしていただきたいところですね!では、前職と最も違うと感じた点はなんでしょうか?」
松尾さん
「人事評価の仕方が全く異なると感じます。前職では年次が同じであればほとんど同じ待遇だったのですが、現職では、私よりも年下の方々が統括マネージャーとして管理職の立場についていて、私の年収の倍ほどあるという状況がとても刺激的です。日々の頑張り次第ではいち早く責任ある立場になることができるということはモチベーションにもつながります。」
伊藤
「なるほど。人事評価制度が異なるだけでも仕事の向き合い方が大分変わりますよね。これは転職してみなければ味わうことのなかった刺激と価値観ですよね。最後になりますが、同じキャリア、又は、現職を目指す人に向けてメッセージをお願いできますでしょうか。」
松尾さん
「スキルや経験よりも、姿勢を重視される傾向にあると思います。企業分析や面接対策を行うよりも、チームのことを考えながら数字に責任を持って行動できる人材が採用されていると感じます。社内には、失敗をしたら認めて反省して、二度と繰り返さないための解決策を突き止めるまで議論する文化があります。その文化に溶け込み、失敗を次に活かせる方であれば是非一緒に働きたいです!」
伊藤
「松尾さん、本日はありがとうございました!!」
最後まで読んでいただきありがとうございます!
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弊社は “つながりの力でもっと魅力的な社会の創造“をミッションに、社会人版OB・OGマッチングプラットフォームの創作をしています。
マッチングプラットフォーム上(Session Career)では、転職志望者やフリーランスになりたい方の活動支援を目的に、例えば、転職志望者が転職希望先で働いている方からお話を聞けたり、フリーランスになりたい方が既にフリーランスとして活躍されている方に実際にお話を聞くことが可能です。
出会うことのなかった人をつなげることにより、ユーザーの「なりたい姿」を後押しし、誰もが自分のキャリアに満足できる社会を実現したいと考えています。
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