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若くして起業した人は結局ハッピーか? 独立後の収入と家庭とのバランスは?

どうもこんにちは!株式会社セッション&カンパニー代表取締役CEOの谷口です。

弊社も設立してから正式に1年が経ちましたので、改めてこれから起業する方に向けて、起業する上で懸念していたことと、現実に関して書いていければと思います。

私のキャラもあり、喋り口調で書かせて頂きます。笑

こんな人にお勧め
・これから起業する人
・20代〜30代で起業する人
・20代〜30代でいつか起業したい人
・兼業/フリーランス/副業/復業する人

1)簡単に筆者について 
2)起業するときに経済的な怖さはないか?稼ぎは?そりゃ怖いよ!
3)起業仲間はどう集める?
4)フリーランスって実際どうなの? プレイヤー気質の人にはオススメ!
5)若いときに起業すると家庭はどうなる?起きてから寝るまで仕事?
6)起業した人はサラリーマンに戻るのか?
7)起業するための転職とは?
8)結局起業したら幸せなの?

1)簡単に筆者について 

僕の経歴についてはこの通りで、別にマッキンゼーに行ってましたとか、海外有名大学に行っていたわけでもなく(MARCHです)、すごい人脈があったわけでもないです。
経歴や学歴や経験は関係なく誰でも起業することはできますね。

1社目のJTBの時は「JTBの社長になるぜー!」なんて意気込んでいました。
入社当時(2015年)は東京五輪が決定し、爆買いが止まらず、訪日インバウンドが盛り上がっていた時期でしたので、日本のビジネスの中心にいるような気分だったので、そう意気込んでいました。

詳しい話は置いておいて、とりあえずシンガポールにいるときに癌になって、漠然と起業したいなぁなんて病室でずっとビジネス案とかプレゼン資料を作っていました。

当時からずっと起業したかった仲間がいて、その仲間はわざわざ東京から関西までお見舞いに来てくれたときに事業案について抗がん剤で死にそうになりながらディスカッションをしていました。

取締役COO小島と関西の病室で抗がん剤でヘロヘロになりながら…。まだ髪の毛がある!笑

ただ、メンバーの誰かがいつも国外にいたため、起業が叶ったのは少し先の話…。

色々と事業案を検討し、仲間が赴任しているインドネシアでも事業案を話し、いざ仲間が揃ったのは、2年後の2018年。

そこから本格的に事業案を固めて、登記したのは3年後。

「会社やりたいなぁ」から5年の月日を経て、起業をしました。
2021年8月に株式会社セッション&カンパニーの代表取締役CEOに就任しました。

やっと、、、やっと、、、登記が完了した時は本当に嬉しかったですね。

その頃私はセールスフォースという外資系のSaaS企業に所属していて、同時に復業でゼンフォースという会社で副業をしていました。

セールスフォースは本当にいい会社で給料もよかったのですが、事業開発や組織開発をやりたかった私はSalesforceを辞めて、事業作りに専念することになります。

(正直後ろ髪を引かれる思いでしたが…)

そのときの肩書きとしては、ゼンフォース株式会社の執行役員COOと株式会社セッション&カンパニーのCEOでした。

さらに別の会社で営業組織開発のコンサルタントとして従事していました。

現在はサーキュレーションという組織のインサイドセールスマネジャーとして従事しつつ、自分の会社のCEO、他社の執行役員、父との会社の代表取締役副社長、フリーランスとして、複数社コンサルタントとして従事しています。

まぁ正直かなり忙しいですが、正社員管理職、フリーランス、代表、執行役員、としてほぼ全ての働き方を網羅できている状態です。

何か皆さんの足しになれば嬉しいですね。

2)起業するときに経済的な怖さはないか?
怖いですよそりゃ!!

正直言うと、経済的な怖さはありました。
セールスフォースにいた時は外資系でそれなりに結果も出していたので、稼げていました。
固定給を失うということは確かに後ろ髪を引かれる思いでした。

でもまぁそんなこと言ったらもっと大きいお金を得ることは一生無理で、
サラリーマンとして給与所得で生きていくしかないので、
若いうちにこのリスクは取ることにしました。

今は以下のようなざっくりした収支になります。

【自分が代表の会社】
ほぼ無給で稼ぎは事業に投資しています。その代わり経費を使わせてもらっています。

【執行役員の会社】
フルインセンティブなのでこの会社で数百万円を年次で頂いています。

【その他コンサル】
案件次第ですが、ここでも千万円以上を年次で頂いています。

なので、まだ起業して1年なので本業の収益や収入はそんなないのですが、
生活という面では、当初の予定よりは収入があるような状態になっています。

また、独立していると青色申告をちゃんとしていると事業所得分に関しては経費計上することができるので、経費を使うことができます。
もちろん事業に関係ある項目になるけど、日本は累進課税なので税対策は必要になってきます。

なので、年収という概念が起業すると薄れるけど、1年たってもなんとかなるという感じです。
給与所得を除外したとしても割といい生活ができるので、結論としては、

起業してもお金はどうにかなる!
お金以上の満足感とQOLが上がるのは間違いないです。

想像してみてください。。。
朝好きな時間に起きて、好きな仕事を好きなメンバーと好きなだけやって、好きな金額でお金が入る。

誰かに命令されるわけでもなく、自分の好きなように、、、

「圧倒的自由」

これが一番お金には変えがたいものだと思います。

これは私だけではなく、周りの起業した友達を見ていても、なんとかなっています。

いやいや、お客さんってどうするの?
という言葉が聞こえてきそうですが、社長になると携わる人間も経営者が多くなってきます。
なのでそう言ったスタートアップ仲間たちから仕事をもらえたり、お客さんを紹介してもらえたりします。

なので普段からのお付き合いや、態度など、紹介したいと思えるような人間になることが大事ですね。

資本政策次第だけど、銀行から借り入れれば500万円くらいは貸してくれるだろうし、VCやエンジェル投資家から投資を受ければ100万円〜2000万円くらいは出してくれるのではないでしょうか。。。

そしたらとりあえず1・2年は生きていけるでしょう。

3)起業仲間はどう集める? 付き合う人を変える

事業を進めていく上で、一人社長でやっていくのは割と簡単です。
しかし、20代そこらで事業を興すのであれば足りないスキルだらけです。
できれば仲間2・3人で事業を始めることをお勧めします。

いつまでもサラリーマン気質の人と話していては、マインドはいつまでもサラリーマンです。

積極的に経営者とのつながりを積極的に作りに行って、自分自身を経営者としてマインドチェンジしていきましょう。

TwitterでDMを送るでもよし、
騙されたと思ってネットワーキングイベントに行くもよし、
経営者がいそうなバーに行ってみるもよし、
知り合いの社長にお願いするもよし、
金融機関やVCに頼んでみるもよし、
アクセラレーションプログラムに参加するもよしです。

そうすれば本当に不思議なのですが、付き合う人が経営者もしくはエリートサラリーマンだらけになっていきます。

仲間を集める中で大切なポイントを私の体験談だけではなく、他の社長の話も聞いてまとめました。

【マインド】
・事業やサービス、会社の存在方針にマッチしている人
・人として尊敬し合える人
・お互いがお互いを「利用」しようと考えない人
・評論家ではなく、プレイヤーとして活躍できる人

【資産】
・人脈が広い人
・ある程度事業に時間的にコミットしてくれる人
・何かしらに秀でている人
・全てお金で解決しようとしない人

4)フリーランスって実際どうなの? 
プレイヤー気質の人にはオススメ!

独立って2パターンで、事業を作って、組織化していくいわゆる会社っぽい感じの独立か、個人事業主か一人社長で一人でやっていくかなんですよね。

なので組織化して事業をグロースさせていくのであれば、法人化した方がいいし、その方が稼げるし、成し遂げたい社会を実現できるかもですね。

*注意
20代でフリーランスになると自分で学ばないと会社を利用できなくなるので、成長速度は個人に依存することになります。
皆さんは会社のおかげで成長してきたことは認めないといけないし、お客さんにも会社のおかげで出会えていたりします。
もしも20代のうちに無難にフリーランスになりたいのであれば、
20代前半に会社を最大限利用して、学びを深めて、挑戦して失敗してを繰り返し、成果を出して圧倒的能力をつけて、お客さんに愛されることをお勧めします。

フリーの場合は、結局自分の能力を売っていくことになるので、
・ヒューマンマネジメントがぶっちゃけ苦手
・一人の方が気が楽で、ビジネスライクな付き合いの方が得意
・人並み以上に稼げたらいい
・自分の「好き」や「得意」を生かしていきたい
・自分の好きな仕事だけやっていたい
・ワークライフバランスを重視したい

起業することと、フリーランスとして主に個人で仕事をしていく場合だと、責任や事業の規模が変わってきます。

また次回お話ししますが、家庭を持ちたくて、どちらかというと家庭を大切にしていきたいということであれば、フリーランスは割とお勧めではあります。

以下の職種が割と市場的にもニーズがあり、引っ張りだこで、知識と経験があればすぐにでも独立できがちな職種です。

・エンジニア
・デザイナー
・WEBマーケター
・人事/採用
・何か特定領域のコンサル

最近転職を希望される人の中にもフリーでやっていくための転職を希望されるケースが多いですね。

現実的には、未経験で上記の職種に転職することはハードルがあがりますが、ある程度年収が下がったり、勉強することを厭わなければ道は開けます。あとは如何に、いい転職パートナーを見つけるかだと思います。
(これを読んだ方は谷口という心強いパートナーを見つけましたね!笑)
もしもフリーで独立したい人がいればいつでもご相談ください。
無料でご相談に乗りますよ。

次回は以下のテーマについて書いていこうと思います!
次回もよろしくお願いしますー!

5)若いときに起業すると家庭はどうなる?起きてから寝るまで仕事?
6)起業した人はサラリーマンに戻るのか?
7)起業するための転職とは?
8)結局起業したら幸せなの?

最後までお読み頂いてありがとうございました!
個別に私に相談したい方は以下からどうぞー!

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