年収アップの為に転職する3つの方法
どうもこんにちは! Sessionの谷口です。
「今の給料じゃ満足できない」「もっと挑戦して給料あげたい!」こう考えている人は決して恥じるべきではなく、お仕事をする上では健全な考えだと思います。
日本全国での正社員の平均給与所得は440万円(40代くらい)ほど…
…いや、少ない!!笑 絶対もっと欲しいですよね。 私は絶対イヤです。
とはいえ、収入を増やす方法はいくらでもありますよね。
1)転職
2)副業
3)親とか恋人とかからの援助
4)宝くじとかコンテストとか
マイナビの調べによると転職者の27%ほどが労働条件や収入面での不満から転職する人が多いようですねー。
*引用:転職理由(退職理由)の書き方と答え方|面接での回答例もご紹介https://mynavi-agent.jp/knowhow/interview_method/questions/08.html
副業で収入を増やすことに関してはコチラを参照してくれればよくて、
今回は転職という割と人生におけるBigなイベントである転職で給料をあげる方法をいくつかご紹介します。
1) 外資系企業に転職する
外資系企業に転職すると考えると割と尻込みしてしまう人が多いのではないでしょうか。私はこちらの記事でも申し上げている通り日系大手→ベンチャーコンサル→外資系ITというかなり雑食なキャリアを踏んでいます。
確かに外資系企業は皆さんが思い描いているような会社である一方、中には日系企業のような外資系企業もあります。
わかりやすいのは従業員に外国人従業員が多い企業では、いわゆる外資系っぽさが風土・評価制度・給与にあらわれていると言えるでしょう。
ただ、日本人がほとんどを締めている企業では割と日系っぽいです。
基本的に外資系企業の営業職であればインセンティブ制がほとんどですね。
私の会社は基本給6割・インセンティブ4割です。
なので理論年収1000万円だとしても、600万円は確約されていますが、400万円は自分のパフォーマンス次第な訳です。
営業職に限らず、マーケやバックオフィスでも明確な評価基準が有り、能力が足りていないとみなされると降格します(クビは最近あまり聞かない)。
外資系では日系企業よりもハラスメントにも厳しいので、むしろ結果よりもハラスメントで一発アウトになるケースが多いので、ハラスメントがゆるい会社でハラ活していた人には向きませんね。
外資系企業に転職する際の注意点
めでたく内定を獲得したら以下を確認して下さい。
① 理論年収は現実的な数字なのか
② 昇給/昇格基準はなんなのか
① 理論年収は現実的な数字なのか
あなたが仮に営業職で入社するとします。
営業職であれば予算目標が必ずあるはずです。
「営業職の平均達成率はどれくらいですか?」
と聞けばだいたいその理論年収とのズレが分かるはずです。
例えば理論年収1000万円だとしても、基本給5割・インセンティブ5割だとしますよね。
そしたらあなたは営業としてインセンティブをもらうために必死に努力します。
転職先の平均達成率が20%だとします。
そうするとあなたの給料は単純計算600万円にしかならないのです。
かわいそうに。
なので、社内の何割の人が達成しているのか。長年在籍していないと達成できない座組になっているのか、そもそも営業目標がメチャクチャなのか、、、確認しておきましょう。
理論年収に踊らされないように気をつけましょう。
② 昇給/昇格基準はなんなのか
提示された理論年収がどのように今後上がっていくのか、勾配率を聞いたほうが良いです。
提示された理論年収で一生を過ごすのか、いつ頃・どうすれば昇給や昇格が実現できるのか率直に聞いてみましょう。
人事制度の要素としては大きく「評価」「等級」「報酬」「教育」です。
どうしたら評価されて、等級が上がるに伴って、報酬がどのような仕組みでもらえて、それを目指すためにはどのような教育制度があるのか、率直に聞いて、事前に確認しておくことをおすすめします。
苦労して入社して、努力して成果だしても、それが評価されないのは、嫌なので、確認しておきましょうね。
2) 同業界の好条件の企業に転職する
短期で簡単に年収を上げれるのはこの方法です。
満足のいく給与を獲得できる可能性があるでしょう。
もしもあなたが在籍している会社が業界中位だとしたら、より上位にいる企業をめがけて努力して結果を出すだけです。
転職先の企業も競合他社から優秀な人材を引き抜くことにより、他社の戦力を低下させ、即戦力を確保することができるので、あなたを採用しない理由は無いはずです。
ただ、同業界だから難しいのは、
「なぜ今の会社ではなく、転職先の企業でなければならないのか」
しっかりと自分の中で軸が無いと不合格とされてしまうでしょう。
「いや、やっぱり行くなら大手が良くて…」
「業界1位のほうがかっこよくて」
まぁ気持ちはわかりますが、この場合は自分のWantと、転職先企業のWantのベクトルを揃えることが大切ですね。
たとえば
「私は今まで●●●という新規プロジェクトに従事し、ビジネスを自分で作っていくことにやりがいを感じているので、御社に入社したら、新規プロジェクトにチャレンジしたい。今の会社では十分やった。貴社(転職先)の●●●というプロジェクトに非常に共感したし、今後御社は積極的に新規プロジェクトを立ち上げいくことを記事で拝見した。となると私のように新規プロジェクトのマネジメント経験がある人が必要だと思うし、私はそれが得意なので貢献できると思う。」
つまり私は新規プロジェクトやりたいし、御社でも私のような人が必要でしょ? Win-winだよね? ということを遠回しに言っているんですね。
自身の欲や軸と会社の軸が当てはまっていれば面接官も納得です。
そこに素晴らしい成果も添えて、面接に望みましょう。
3) 年収が高い他業界に転職する
結論から申し上げますと、特に秀でた成績や能力が無い限り、他業界に転職して、短期的に年収を上げることは難しいでしょう。
なぜなら、その業界・業種でド素人で特にスキルや成果のあなたを今よりも高い給料で採用する理由がないからです。
ただ、長期的には年収アップは可能ですし、もしもあなたが属している業界の未来が暗いのであれば、たとえ転職して年収が下がろうとも英断だと思います。
一般的に以下の業界は(かなりざっくりしてますが)年収が高い業界として知られているらしいです。
<文系>
・総合商社
・マスコミ
・メガバンク
・コンサルティング
・生保・損保業界
<理系>
・医薬品/製薬
・自動車
・IT
・電機
・化学
特に最近人気なのはコンサルとITエンジニアです。
文系だと今まで"モノ"が良ければバンバン売れていましたが、市場が飽和し、中国・韓国など安価で良い製品が次々と出てきて、日本のものづくりが追い込まれ始めています。
今後は"コト"を売っていかなければ国際市場で勝てず、本質的な顧客課題を解決し、提案する能力が求められて来ています。
なので、ニーズを引き出し本質的な課題を特定し、それに合ったソリューションを提供できる無形商材の代名詞であるコンサルティング業界に人気が集まって来ているのだと思いますねー。
コンサルと言っても戦略コンサルやら、ITコンサルやら、財務コンサルやらたくさんあるので、しっかり調べて望みましょう。
エンジニアに関しては、エンジニアがビジネス規模に対して少なく、希少価値が高いのと、IT技術なくして企業成長はなし得ないことから、ITエンジニアが企業な大事な背骨であることは間違いないです。
エンジニアの需要は今後も拡大されていることが見込まれているため、思い切ってエンジニアの道を目指すのもいいでしょう。
他業界に転職する上での注意!
年収の高い業界に転職することは同業界で転職するよりも難しいのは冒頭でも申し上げました。
理由としてはあなたはその業界や業種では全くの初心者。
言ってしまえば新卒同然で備わっているのは社会人のマナーや、なんとなくのビジネスお作法くらいでしょう。
そんなあなたが、仮に印刷業界からコンサル業界に、それも戦略コンサルタントになりたいと志したとしましょう。
まずあなたは前提として、他のコンサル業界出身の人と同じ土俵で戦わなければなりません。いわゆる同業界での転職組と戦います。
しかも人気業界なので、他業界であっても数多くの実績と能力を培ってきた人たちもこぞって応募するわけです。
そこで、今よりも給料を上げて採用してくれと言っても、あなたが人事だったら、採用しますか。しませんよね。
なんだかボロクソ言ってしまいましたが、それでも勝つことはできます。
それは目に見えた成果とビジネスマンとしてのポータブルスキルです。
成果はビジネスマンとしては絶対に欠かせないものです。転職の際にも最も注目されるポイントです。
その成果を獲得したプロセスをしっかりと自分の中で咀嚼し、転職先でも再現性を持って実現できると証明できれば他業界への転職も可能でしょう。
また、年収に関しても、たとえ入社した時は、そこそこの年収でも、その業界・企業が伸びていて、あなたの成長も順調であれば中期的に所得が増えることは間違いないでしょう。
まずはイケてる業界・イケてる集団に身を置くことにチャレンジするのは全然アリ! だと思います。
むしろ今後廃れていく業界に身を置いて、仮に昇格しても、チャレンジングな会社ではない限り、給料を上げるのは難しいでしょう。
4) ベンチャー企業に転職する
よりチャレンジングな環境に身を置いて、自分を成長させ、将来的には経営者としてキャリアを歩みたい人にはおすすめのコースです。
ネガティブなことを考え始めたらきりがないのがベンチャーですが、一旦ポジティブに考えてみましょう。
ベンチャーは早期に役職につけて、会社が成長すれば給料も増える。
よほどのクソ社長が経営している会社でなければ、このように断言してしまっていいでしょう。
創業当初から参画し、会社のコマではなく会社を担う重要な人材として活動します。
ときには一つの事業やサービスを任されることもあるでしょう。
順調に成長して、人数が増えて、若くしてリーダー→マネージャー→ディレクターと上り詰めるでしょう。
そして支社長→執行役員→取締役なんて順調に上り詰めれる可能性もあります。
そうすると役員報酬・ストックオプションなどももらえたりしたら…
会社がIPOやバイアウトしたら…
なんて夢を持てますね。
ベンチャーに転職する際の注意点
① 労働環境とかはあまり期待しないでおきましょう。
② 福利厚生とかはあまり期待しないでおきましょう。
③ そのサービスやビジョンに共感できないのであれば辞めておきましょう。
④ 指示を待ってしまう人は辞めておきましょう。
④ 社長の人柄をしっかりと見極めましょう。
最後に
個人的にはどの道を歩もうが、あなたが幸せであればそれで良いと思っています。別に働かなくたって良いと思っています。
ただ、行きていく上でお金は必要。
納得感のあるキャリア・人生を歩んでいきましょう。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?