勢いと管理の共存──小さな集団とガバナンス(後編)
前編では、レトリカという小集団の活動の内容や、その前提になっている制作・福祉・真顔という3つの機能について書いた。ここからは、この活動を続けていくうえでガバナンス(統治)が必要になってきたという話と、いま検討しているその具体的なありようについて書ける範囲で説明する。
小集団のトラブル、ありうるケース
前編である程度活動内容について書いたものの、ガバナンスを機能させる必要がある具体的なケースがイメージできない人も多いと思う。というわけで、ありうるシチュエーションを下記に箇条書きで並べてみた。なお、リアリティを出すために過去形で記していますが、ここに書かれていることはすべて架空の事象である。
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