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【New Shinjo】武蔵新城でブランディングの事業展開をするBuddyCompass代表取締役高石さんに事業内容やこのまちの魅力を聞いてみた!

こんにちは、セシーズイシイ広報担当です!
武蔵新城というエリアで、地域社会や人々の暮らしにより良い変化を起こすエリアイノベーションに取り組むセシーズイシイ。
『New Shinjo』は、そんなセシーズイシイが提供する場で新しいことに取り組み、武蔵新城に変化を与える挑戦をする方にインタビューすることで、新しい武蔵新城の輪郭に迫っていく新企画です😊

セシーズイシイが武蔵新城でエリアイノベーションに取り組む理由はこちらの記事をチェック

前回の対談企画でお話を伺った、セシーズイシイの運営するコワーキングスペース『新城WORK』を拠点に起業されたBuddyCompass代表の高石さん。
高石さんがこのまちでどのような事業を展開されていて、そこにセシーズイシイのサービスがどのように貢献できているのか、広報担当がお話を伺いました!

お気に入りの公園で笑顔をむけてくれる高石さん


事業のきっかけはブライダルの現場で直面した一言だった

広報担当:前回の石井との対談の中で、武蔵新城に昔住んでいた頃を振り返っていましたが、どうでしたか?

高石さん:武蔵新城で暮らしていた期間は、自身が病んでいた時期と重なるので、ちょっと暗い世界の印象です。都心に比べると活気がある場所というイメージはなかったのですが、居心地の良い、少し田舎のような雰囲気もあって落ち着く感じがありました。
今は武蔵新城の色んな魅力を知って、見方は良い方向で変わってきていると思います。

広報担当:改めて、高石さんがBuddyCompassという会社で取り組んでいることを教えてください。

高石さん:サービス業界や中小企業の会社に対して、ブランディングを通した組織改革や事業再生をメインサービスとして提供しています。

広報担当:なぜそのような事業/サービスに取り組んでいるのでしょうか?

高石さん:サービス業界や中小企業では、どうしても作業や実務の時間が長くなる傾向があります。つまり、投資対効果のある事業設計ができていないことがある。人が少ないため、本社機能を持ちにくいためです。業務を回すために人が実務に寄ってしまう。僕たちがそういうところを効率的に設計して支援したいと思い、組織改革や事業再生をしています。

こう思ったのは、コロナ禍での自粛による業界への影響を見たことがきっかけです。
自粛が始まってブライダル業界が大きく揺れているなか、(当時リクルート在籍時に)現場の方々が「私たち、一体何をしたらいいですか?」と僕に聞いてきたんです。
目の前からお客さんが離れていくような大きな変化を目の当たりにした時に、どうすべきかを考える術がない。ブライダルをはじめとした、サービス業のリアルな課題を感じました。

経済的にも大きい打撃で苦しい部分を目の当たりにしました。その中で、何をしたら良いのか分からないと誰もが考えている…。ならば、誰に何を提供するかという指針になる戦略が大事になるーー。

それにもかかわらず、今は人の生き方やニーズも多様化していて、共通的な正解や指針になる戦略が簡単に見つからない。それは社員さんの働き方や生き方だけではなく、お客さまにサービス提供するにあたっても同じことが言えます。

そんな時にブランディングは有効的です。ブランディングはデザインの問題だと思っている方も一定数いらっしゃいますが、それだけではありません。会社の指針として誰に何を提供するかを定め、会社全体の共通的な考え方になるのがブランディングなんです。
結果的にデザインもそれに沿ってできていくイメージです。
そんな指針になる考え方があったうえで、組織が効率的に動ける状態を設計する、そんなことをBuddyCompassでやっています。


創業期、ナチュラルな繋がりで支えてくれるまち、武蔵新城

広報担当:武蔵新城で働くにあたってセシーズイシイの運営している施設を利用いただいています。主に新城WORKだと思いますが、スタートアップの働く場としての印象はどうですか?

高石さん:僕たちのようなベンチャーの起業家や開業目的の方目線で考えると、立ち上げ期のニーズを叶えてくれる良い場所だと思います。

まず、経済面でスタートが切りやすいところがすごく良いです。
創業期は経済的な不安があるので、東京のコワーキングスペースの金額はなかなか出せなくて。例えば、東京にあるようなおしゃれでハイセンスなコワーキングスペースで少し仕事をしていた時期は、すごいことをやっている感とか、周囲にもすごそうな人がたくさんいるので、自分のステージが少し上がったような魅力があるなと思っていました。

その点、新城WORKや武蔵新城は安いし、周りのコミュニティやセシーズイシイの方々からのコミュニティの支援もあるので、かなり実用的なメリットがまずありました。武蔵新城は都内へのアクセスの良さもあるから、都内での打ち合わせがある僕たちにとってはそこも魅力。

また創業期では本来感じにくい社会的な安心感があります。ちょっと怪しいコミュニティに入らなくても、新城WORKや武蔵新城にいる仕事を頑張っている人との繋がりが持てます。例えば、新城WORKではお茶会やもくもく会など。セシーズイシイの人たちがやさしくしてくれるから、精神的に支えられている感覚ですね。新城テラスでのスタッフさんとの何気ないやり取りとかに、安心します。

広報担当:武蔵新城の暮らし面でのおすすめのポイントはありますか?

高石さん:基本的になんでもある場所ですね。医療もカフェも飯も美容室もある。公園があって散歩をふらっとしても気持ち良いし、夜の居酒屋もたくさんある。
住み心地のバランスはすごくいいです。いきつけのお店もたくさんできました!

まちを会社のように捉える

広報担当:これから武蔵新城でやってみたいことはありますか?

高石さん:武蔵新城というまちを会社でとらえてみたいですね。
飲食事業部・・・・のように、商店街やそこに連なるお店を束ねて、その配下に人(社員)がいるイメージです。会社としてとらえることで、様々な機能を集約できるんですよ。ボトムアップでそれぞれ頑張っても効率が悪くなることが多いと感じることも多い中で、各店舗で予算をはたいてPRするよりも、そのお金を集めてまち(会社)全体として魅力的なPRをした方が、結果的に人が集まる可能性は高いかもしれない。
堅く話しましたが、同じ目的を持った者同士が一緒に動く方がいい部分はたくさんあるし、その方々を導く部長のようなリーダーの方がいると良いかもしれないと思っています。

必要な機能を”武蔵新城会社”として持てば、効果的なまちとしての戦略や施策を打てるので、イノベーションが起きるかもしれないと考えているんです。
せんべろとかまちを巻き込んだイベントを過去にやっているのは大きな実績で、そのような取り組みをやってみて得た課題や人のつながりがあるからこそ、この「会社のようにまちをとらえる」というロールモデルを作れるのは、武蔵新城だと思っています。

なので、会社のように全体での取り組みができたら、どんな変化がここで起きるのかなというのは興味があって、機会があれば共感してくれる人たちともっと考えてみたいです。

最後に少し恥ずかしそうにポーズをとってくれた高石さん

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新城WORKには様々な人がいて、様々な働く形があります。
セシーズイシイが提供するこの場所にある緩やかな繋がりが、新しいことに取り組んでいる人たちの拠り所であり続けられると嬉しいですね。
創業期からこの場所で事業に取り組まれている方視点での、また新たな新城WORKや武蔵新城の見え方や魅力、可能性が伝わるインタビューになりました✨

これからもセシーズイシイのnoteでは、武蔵新城というまちの変化や、まちを楽しむちょっと良い情報をnoteやSNSでお届けします♪
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