ピューロアンバサダーになった
サンリオピューロランドでは「ピューロアンバサダー」という制度がある。
アンバサダーを名乗るくらいだから、熱量やSNS登録者数等の厳選な審査があるのだろうな、と思っていた。
そんなものはなかった。
500文字の文章を2つ記載したら、なれた。
15分くらいでなれた。
めちゃくちゃ簡単だった。
こうして私はピューロアンバサダーとなったのである。
どうしてピューロアンバサダーになりたかったか
①好きだから
簡単で単純だ。
私はサンリオピューロランドが好きなのだ。
まず、私のテーマパークデビューはサンリオピューロランドであった。
サンリオピューロランドは、全天候型屋内テーマパークである。つまり夏は涼しく冬は暖かく、雨の心配も要らないのだ。
エスカレーターが主流だが、エレベーターもある。
どうやら私は0歳でピューロランドデビューを果たしたらしい。
母は「子どもたちと家族旅行に行かなければ」と考えるタイプの人であったが、絶望的に地理に疎かった。
娘たちはとにかくテーマパークが好きであったし、家でピューロランドごっこ(?)をやるくらいショーやパレードを気に入っていた。
母の思惑と娘たちの願いは合致し、私が中学を卒業するまで、ピューロランドに通い続けた。
身長制限のあるアトラクションも少ないし、あったとしてもハードルが低い。
そもそも、アトラクションよりもショーやパレードを好む性格であった。もしかしたら、演劇やお笑いなど舞台というものを好きになったキッカケは、ピューロランドにあるかもしれない。
幼少期から通い続けたサンリオピューロランドという土地を、愛さずにいられない。
②3つのハートがあるから
サンリオピューロランドでは、しばしば「3つのハートを大切に」と言われる。「かわいく」「なかよく」「おもいやり」である。
この3つのハートが、ショーやパレード、館内設備などに色濃く反映されているのだ。
昨年、ピューロランド初体験の友人を連れ、「サンリオの精神を学べ」と『KAWAII歌舞伎』を観せた。終演後、友人は泣いていた。
二人とも、もう大人である。それでも泣いてしまうくらい、メッセージに富んでいる。
『ミラクルギフトパレード』と『KAWAII歌舞伎』はどちらも観たほうが良い。かなりオススメだ。
円盤も出ているが、現地で体験するとまた違った感想を抱くだろう。
③体質に合うから
先述したように、サンリオピューロランドは全天候型屋内テーマパークである。
私は紫外線過敏症だ。この夏は、金のアネッサ以外では肌が耐えられなかった。
しかしピューロランドはどうか。
パークに入ってしまえば日光を気にせず生活できる!ありがたい……!
大分県のハーモニーランドにも行きたいのだが、少しだけ腰が重い。それは、ハーモニーランドが野外のテーマパークであるからだ。
屋内ですべてが完結しているので、日傘も駅からパークまでしか必要がない。
そもそも、日本の夏は最近暑すぎる。
野外のパークで熱中症の心配をするくらいなら、ピューロランドで快適に過ごすのも選択肢に入れたって良いだろう。
その他にも、ピューロアンバサダーになったのには「大好きなキャラクターがいるから」という大きな理由があるが、キャラクターのことを書き始めたら、やたらと長い記事になるので、次回としておく。
ピューロアンバサダーとして何をしたいか
これは明確な目標がある。
「ピューロランドに行ったことがない人が、ピューロランドへ足を運びたくなる」。
そんなアンバサダーを目指したい。そうして、「3つのハート」に共感した人たちが、新たにアンバサダーとなってくれたら嬉しい。
サンリオ専用のSNSを作るのではなく、このアカウント(XやInstagramやnote)でアンバサダーの活動をしようと決めたのも、「新しい人に面白がってもらいたい」という理由からである。
私のアカウントはごちゃ混ぜで、お笑いのことを述べていると思えば、劇団のことを述べ、小説について述べ……統一性がまるでない。カオスと化している。
しかしサンリオピューロランドもカオスであるし、きっとこんな私のことを檻に入れられた珍獣を観察するかのように楽しんでくれている人もいると信じて、「せせらぐ小川」として、ピューロアンバサダーの活動をする。
「サンリオの名前の由来」と、「せせらぐ小川」ってちょっと似てる気もするし!