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もう何もかも嫌になってサンリオピューロランドに逃げた記録(1日目)

もう何もかもが嫌になった時。
そういう時、私はよくSANRIOの力を借りる。
0歳でピューロランドデビューを果たしているので、お気に入りのショーやパレードはたくさんあり、DVDやBlu-rayを持っているほどだ。
私の一番好きなキャラクターはマロンクリームちゃんだから、マロンクリームちゃんの出るショーやパレードを観て、気持ちをやり過ごす。

しかし今回は、映像ではダメだ!と思ってしまった。生でピューロランドを浴びなければ!と。

そうして唐突に旦那さんに「私は2日間サンリオピューロランドに行きます」と宣言し、東京都多摩市へ旅立ったのである。


インまでの道程

東京まで夜行バスで行く体力はもう持ち合わせていないので、ぷらっとこだまを利用した。
今回学んだことは、「関西方面からピューロランドに1秒でも早く辿り着きたいなら新横浜で降りるべき」ということだ。
ぷらっとこだまに乗っている最中に気付いてしまったため、もう変更はできない。格安なプランには、縛りが多いのだ。

マロンクリームに富士山を見せようとする写真
「はじめての富士山」にしては寂しいかも

東京駅から多摩センター駅までの道のりは、遺伝子レベルで記憶している。母と妹と3人で何度も行ったルート。母は絶望的に地理や電車が苦手なので、小学校中学年くらいの時から、アテンド役は私だった。
中央線で新宿まで出て、京王線に乗り換える。
13:30くらいにピューロランドの前に着いた。
14時から入れるアフタヌーンパスポートもあるのだが、1秒でも早くインしたかった私はここで、年間パスポートを購入
鬼ヶ島の単独ライブ前後で、どうせピューロランドに行くのは目に見えている※本当に行きました(2024/11/21追記)
昨年お笑いライブのために東京へ行った際もピューロランドへ寄ったし、私の中で東京とピューロランドはセットなのだ。
年間パスポートにはデジタル版とカード版があり、カード版は200円高い。しかし私はカード版を購入した。
デジタル版は好きなキャラクターを選べるのだが、マロンクリームちゃんはもちろんいないし、ミミィちゃんもいないし、ダニエルくんさえいない。
カード版はピューロランドの外観の写真だ。そっちを手に入れて、シールでデコった方が楽しそうに思えた。
もちろん、デジタル版で選べるキャラクターもみんな大好きなことは書き残しておく必要があるが。

10/3の最大の目的

お買い物だ。
今年はキティちゃん誕生50周年のアニバーサリーイヤー。ピューロランドはキティちゃんとダニエルくんのペアが中心だが、今年ばかりはミミィちゃんのグッズも出ている。
ダニエルくんはデビュー年がかなり後なのだ。

私はアニバーサリーイヤーのミミィちゃんのアクリルスタンドが欲しくて欲しくてたまらなかった。

最大のお目当てはオーロラ・ドレスの
このポーズのミミィちゃん!

ミミィちゃんはやはり、キティちゃんの隣でこそ輝くキャラクターだ。なので対となるようなポーズのキティちゃんのアクリルスタンドも購入。

ぬいぐるみだってほしい!
ミミィちゃんやダニエルくんのぬいぐるみのお顔を厳選していたら、時間が溶けていた。

マイスウィートピアノちゃんのグッズは「これは!」と思うもののみ購入した。ごめんね、たくさんありすぎてさ……!

もちろん、ピューロランド限定のマロンクリームちゃんグッズはすべて回収した。
2023年にはなかったマロンクリームちゃんのグッズがたくさんあり、脳汁が出ている感覚があった。

あと、なんとなく楽しそうだったので、キティちゃんの光るカチューシャも買った。リボンと耳が光る。耳が光る……???

いくら使ったかは書かないが、来年のキャラクター大賞で今年の比じゃないくらいマロンクリームちゃんに投票するためのスマイルポイント(SANRIOの関連施設でお買い物をすると貯まるポイント)は貯まった。
キャラクター大賞の時期、マロンクリームちゃんのグッズはランダムのものばかりな昨今。
私は二番目に好きなマイスウィートピアノちゃんのグッズを少し買い、それをマロンクリームちゃんに使うという裏切り行為を重ねてきた。
ピアノちゃん、さっきからずっとごめんね……。

でも、最推しのキャラクターグッズで最推しに課金投票できるのって、キモチイイ〜!!!!(※課金しなくても投票は可能だが、課金の一票は無課金の一票と扱いが違う)

今年はぴたっとふれんずシリーズからマロンクリームちゃんも出たことだし(ぴたっとふれんずのメンバーに選抜されるのは、とても光栄なことなのだ!)、SANRIOには是非とも、マロンクリームちゃんのグッズをたくさん出してもらいたいものである。

ポチャッコくんとグリーティング

Xにも投稿したが、この日の私は「強火なマロンクリームちゃんオタク」の格好をしていた。
ポチャッコくんは伝説のショー『リトルキッズの大行進 Go!Go!夢旅行』でマロンクリームちゃんと共演しているし、マロンクリームちゃんオタクとしてグリーティングに挑んでも大丈夫な子と判断した。
流石にデビュー年が違いすぎる子だったら遠慮はするかも……(多分しない)。

やはりポチャッコくんとのグリーティングのハイライトは、「その服はキミが作ったの?」と針で縫う動作をしてくれたところだ。

そんなわけがない。公式のコラボワンピースだ。

私はカチューシャを持っているくらいには、ポチャッコくんのファンもしている。
2/29生まれの彼なので、閏年のキャラクター大賞では1位を獲ってもらいたいとハリキリもする。
しかし、ぴたっとふれんずのマロンクリームちゃんが発売になってから初めてのピューロランドは、どうしてもマロンクリームちゃんのコーデでインしたかった。
ポチャッコくんは、そんな私のことも包み込んでくれた。
大天才ソング『ポチャッコの夢旅行』がカラオケで歌える日が来ますように……!

キティちゃんにご挨拶

ピューロランドに行って、キティちゃんと会わないなど私にはあり得ない。
キティちゃんあってのピューロランド
だ。彼女の地位は揺るがない。
当然レディキティハウスに行かない選択肢はない。
レディキティハウスはミート・ミッキーみたいな施設だと書けば伝わるだろうか。

キティちゃんのお衣装は最後の扉を
開けるまで分からない。
この日はお花モチーフの
慣れ親しんだドレスだった。

まずは彼女のデビュー50周年を祝い、ぴたっとふれんずデビューを果たしたマロンクリームちゃんと3人で撮影。
レディキティハウスでは、手持ちのカメラ・スマートフォンで1枚、専用のカメラで1枚と写真のルールが決まっている。
キティちゃんはもちろん、専用カメラだとポーズを変えてくださる。そんなのねえ?! 買っちゃうじゃん?! 今は50周年専用フレームもあるし!!
ちなみにレディキティハウスの出口で印刷を待っている際、キャストさんに「マロンクリームちゃんのカチューシャ始めて見ました!」と言われた。

というか、あらゆる場面で様々なキャストさんから「マロンクリームちゃんのカチューシャ、珍しいですね」と言われた。

中島愛さんとのコラボカチューシャだ。

私もマロンクリームちゃんの新しいお友だちになりたい!!!!
中島愛さん、マロンクリームちゃんのカチューシャをこの世に生み出してくださり、ありがとうございます。
サンリオピューロランドでイベントだってやったのに、「始めて見ました」と言われまくり、マロンクリームちゃんのファンとして混乱した。マロンクリームちゃんのファンは、全員このカチューシャ着けてインしてるはずだろ……! 少なくともお誕生日グリーティングがある5月にはカチューシャを着けているだろ……! マロンクリームちゃんのファンは恥ずかしがり屋さんが多いのだろうか。本人もパリ生まれの、おしとやかなレディだしなあ。

~マイメロディ&クロミ~マイメロードドライブに乗車

ピューロランド初体験の人には必ずこれに乗ってもらうことにしている。皆、不思議な体験をしたと言いながら乗り物を降りる。
私はこれこそがサンリオピューロランドだと言っても過言ではないと思っている平成生まれの人間なので、このアトラクションが大好きだ。

意味が分からないし、ツッコミは追いつかない。しかしKAWAIIはある。

『おねがいマイメロディ』を好きな人ならクセになるはずだ(知らんけど)。

一番のお気に入りは、お友だち皆でクロミちゃんを探す流れになったのに、呑気にピアノを弾いているマイスウィートピアノちゃん。

時間旅行でメロディちゃんが生まれた瞬間に立ち会えるのだが、メロディちゃんのおじいちゃんはヒゲを回転させている。あと新生児の近くで喫煙具も咥えている。
何が書かれているか理解できないだろうが、これが真実なので仕方がない。

サンリオキャラクターボートライドに乗る

ピューロランドにインしていてこれに乗らないなんてあり得ないので(さっきから同じようなことばかり書いている)、もちろん乗船。

今のボートライドの形になるまで歴史があり、シナモンくんたちがかなり強引な形で登場している。
今はシナモンくん視点の物語だが、過去の内容が改修された最初は、シナモンくんはいなかった。

ウィアーダイナソアーズ!たちのエリアはウィッシュミーメルちゃんに置き換わり、プリンくんのエリアから甘い匂いがしなくなる(私の嗅覚がオシマイになってしまったのかもしれないが)等、少しずつ変化があるが、おさるのもんきちくんのエリアがふんだんにあるのは嬉しい!

大分県にあるハーモニーランドにも同じボートライドはあるが、地形が少し異なるので乗っている印象も変わる。
「カリブの海賊みたいに落ちるのか?」と思いきやゆっくりと下っていき、キキくんとララちゃんのエリアに辿り着ける、ピューロランドのボートライドが大好きだ。

ピューロランドはとにかく記念撮影をすることに力を入れているので(写真のミニプラントがなくなったことが未だに悲しい懐古厨)、もちろんボートライドに乗船した記念に写真を撮ってくれる。

ボートライドには、お一人様にも優しいサービスがある。
それがキャラクター合成サービスだ。

私は一人で乗っていたのではない!
キティちゃんとメロディちゃんがいたのだ!

前述したマイメロードドライブにも言えるが、写真を販売することが前提のアトラクションなので、一つの乗り物に知らない人と乗車・乗船することはない。知らない人と乗ってる写真、買いづらいし……。プライバシーとかあるし……。
ピューロランドのそういった細やかな気配りが好きだ。一人でもボートを丸々1つ使うので、アトラクションの回転率は悪いけれど……。

そんなわけで私はキティちゃんとメロディちゃんと一緒の乗船記念写真を購入。
一ヶ月以内なら、画像データとしてダウンロードすることも可能だ。

退園

その日はどうしても上野に17:30にいなければならず、私は16時に退園した。
多摩から上野はめちゃくちゃ遠かった。知らなかった。東京の地理に弱すぎる。

1日目は伝家の宝刀『KAWAII FESTIVAL』さえ観ずにパークを後にしてしまったが、一番の目的は「50周年ミミィちゃんと、マロンクリームちゃんのグッズを買うこと」であったので、目的は果たした。

帰宅してから飾ってあるアクリルスタンド
💛KAWAII❤

幼少期から馴染みのある施設に行ったところで童心に帰ることはないのだが、大人になったがゆえに沁みることもある。
ピューロランド、楽しい〜!!!!

2日目は、ついに!
ミミィちゃんと、対面します!

どうしてマロンクリームちゃんとミミィちゃんのことに執着するのかも、いつか書きたいな。

マロンクリームちゃんについてを、書きました(2025/1/3)。


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小川
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