見出し画像

鬼ヶ島・和田さんのリアコとして『ナルシストライブ』に行った日記

2024年12月23日の私は、とにかく忘年をしなければならなかった今すぐに忘年が必要だった。忘年をしなければ憎悪の炎に包まれ、そのまま京都にある寺社仏閣をすべて巻き添えにして燃えてしまいそうなほどであった。身体中のあらゆる細胞が、忘年を求めていた

2016年に一度だけナルシストライブへ行った。
地上の楽園だと思えた。楽しくて楽しくて仕方がなかった。当時のチケットは、財布を何度買い替えても、お守りとして常に持ち歩いている。

そもそもナルシストライブとは何だという人は、リョウマエダさん(ナルシストライブのメンバーでもありPでもある)の記事を参照してほしい。

そして今の私は、ナルシストライブのメンバーである鬼ヶ島・アイアム和田さんから、毎日モーニングコールが掛かってくる状態にある。
私は現在、和田さんにメロメロだ。
だって毎日(お休み期間もあったけれど)お声を聴いているのだ。そりゃあ、メロメロになる。というか、メロメロにならないはずがない。
そんなモーニングコールは2024年末まで。もうすぐ終わってしまうのだ。

寂しすぎる……!
生の和田さんに会いたい……!
和田さんの一挙手一投足で、キャーキャー言いたい……!

鬼ヶ島のネタファンをしながら、和田さんのリアコでいたい……!
※結婚とリアコはまったく別の概念なので、完全に両立が可能である。このあたりは個人の思考や周囲の理解度によって変わるだろうが、とにかく私は両立が可能だ。

モーニングコールの意味が分からない人向けのnoteはこちら。

そんな状態の私が、12月23日のナルシストライブ番外編―スナックナルシスト―に行かないなんて、ありえない。
今回のライブは忘年会を兼ねている。ナルシストライブで忘年をしないで、どこで忘年をするというのだ

ちなみに和田さんには当日まで秘密にしようと思っていたが、早朝にムニャムニャした状態で通話をしてしまい、ペロッと話してしまった。
「ナルシストライブのために東京に来るのは変」と言われたが、私はナルシストライブのために東京に行った。
鬼ヶ島の10年ぶりの単独ライブに行った際にも、和田さんは私に「変わっていますね」と言った。とにかく和田さんは、鬼ヶ島やご自分の価値を分かっていないキングオブコント準優勝トリオの一員なんだよ……?

和田さんから東京も寒いと聞いていたから、京都の冬の服装をしていた。東京が暑すぎてキレた。到着してすぐにコートを脱いだ。
結局、鬼ヶ島の単独ライブの時と同じ失敗を繰り返した。私は学習能力がない。東京はいつも暑いし、京都市内は人間の住むべき土地ではない。暑すぎるし寒すぎる。意味が分からない。

スナックナルシストは簡単に言うと、カラオケライブだった。飲酒をしながらメンバーのお歌を聴き、チェキの撮影会をする。
コンサートライトの持ち込みも可能だし、私は変なので和田さんの団扇も持参した(※鬼ヶ島中学校の学級委員長として、風紀を乱すことはしたくない。事前にPに許可取りもした)。

アルコールが入った状態で、曲を聴く。
血が騒いでしまった。
女性アイドルオタクの血が沸騰してしまった。
皆がコンサートライトを可愛く振っているのに、私はケチャをしてしまったし、PPPHをしてしまった。許されるなら、ガチ恋口上や推しジャンや家虎もやりたかった。
女性アイドルオタクには、常に"言いたいことがあるんだよ"

実のところ、アイドル現場でガチ恋口上を唱えたことはないのだが、カラオケで友人にそれをやると、割とウケる。
私は他者とカラオケに行くことが苦手なので、自分は曲を歌わず、ヲタ芸だけをして帰ることもあった。ウケるので。

しかし、地上の楽園であるナルシストライブから出禁を食らうのは御免なので、なるべく自我を押し殺した。当日あの場にいた人は「あれで自我を押し殺していたの……?」と怯えるだろうが、かなり自我を押し殺していた。自我を押し殺した状態であのザマなので、これからもスナックナルシストでは自我を押し殺す予定だ。

ランダムチェキは500円だし(安すぎる)、指名チェキは1,000円だった(安すぎる)。
こっちはアイドルオタクの経験があるのだ。
好きなメンバーを指名して撮影をしてもらえるなんて、本来ならCDを3枚は買わないといけないはずだ。いや、シングルCD3枚で済めば安いほうだ。ツーショット会のために同じアルバムを何枚買ったことか……! それも含めて、すべて幸せな思い出ではあるが。

安すぎる値段でランダムチェキを買ってしまい、罪悪感を覚えながら開封したら、全部に和田さんが写っていた。最高すぎた
安すぎる値段で罪悪感を覚えながら和田さんとチェキを撮ったら、その場でサインを入れてもらった。最高すぎた

ツーショットを撮るのに剥がしもないし、あり得ないくらい距離が近かった。アイドル現場なら出禁のレベルで距離が近かったが、ナルシストライブはギリギリのラインでアイドル現場ではなかったので、出禁にならずに済んだ。助かった。

とにかく、チェキが安すぎてキレた。指名のチェキなんて、もっとボッタクリをしてほしい。赤坂の会場を借りるなんて、それだけで滅茶苦茶に高そうだし……!

お酒が大好きで、おつまみのセレクトに自信があるので、周囲のお客さんから持ち込んだおつまみを褒めてもらえた。嬉しかった。そして、うずらの煮玉子への信頼度が、更に高まってしまった。

楽しすぎて忘年をしまくった
忘れたいことだけを忘れられた
楽しいことはすべて覚えている

東京に行ったら、そのまま翌日はピューロランドに入園するのが年間パスポートを所持している人間の常である。しかし翌日は12月24日。
ピューロランドは「キキくんとララちゃんのお誕生日当日」と「クリスマスイブ」というイベントの大渋滞で大混雑だ。ナルシストライブで体力を使い果たした私には無理だった。

その代わり宿の近くで、一時間だけ一人カラオケをした。途中までは歌っていたが、途中から昨日の消化不良を解消したく、歌わずにコールをしたり振りコピをしたりしていた。こんなことは京都でも出来るというのに。

カラオケで自分を解放した後、右手に富士山を見ながら帰宅した。京都に降り立った瞬間、寒さに腹が立った。
最高の劇団・ヨーロッパ企画と、最高の劇団・男肉 du Soleilと、最高の劇団・THE ROB CARLTONの拠点であるというところと、『四畳半神話大系』の聖地があるという点しか、良いところが残されていない。脱出をしたいが、こればかりは一人では決められない。

久しぶりのナルシストライブは、やはり地上の楽園であった。トリプルファイヤー吉田が相席屋に行きたいと歌うのと同じ気持ちで、私はナルシストライブに行きたい。もうナルシストライブが足りない。あんなに楽しい場所は、他にない。

ナルシストライブの面々はナルシストなので、この記事内や各種SNSに、カッコイイ写真を載せてほしいと思うだろう。
しかしこちらは和田さんのリアコなのだ。
リアコは、写真を載せない。リアコなので。
更に書き加えるならば、肉眼にお姿を焼き付けたいタイプの人間なので、タブレットを構える時間がもったいなかったという事実もある。せっかく生で見られるのだから、画面越しではなく生のお姿を見たい

ちなみに私はリアコだが同担拒否ではないので、世の中の人すべてが、和田さんのリアコになれば良いと思っています。皆さんも和田さんにメロメロになりつつ、鬼ヶ島のコントを愛してください

リアコ云々の前に、コントが面白すぎる部分を一番好いているので。

つまり「鬼ヶ島の公式YouTubeのチャンネル登録と高評価をよろしくお願いします」という結論になる。
学級委員長として、宣伝は責務なのだ。

こんな人間に学級委員長という肩書を与えてしまい、鬼ヶ島もさぞかし後悔していることだろう。
私みたいな人間を野放しにしないためにも、皆が鬼ヶ島のYouTubeチャンネルを観て、生配信でコメントをすべきなのだ。一刻も早く、私を押し退け、まっとうなファンたちが場を掌握すべきである。

いいなと思ったら応援しよう!

小川
いただいたサポート代はすべて「楽しいコンテンツ」に還元させていただきます!