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【SES】タイプ別で始めるSES事業

「SESは儲かる」
「SESは事業として始めやすい」

 など、良く耳にします。

儲かる・始めやすいは、その通りだと思います。
また、在庫を持たずに始めることもできるので
ローリスクだとも思います。

その反面…
良い案件・良いエンジニアに出会わなければ
儲からないし、始めるハードルも高くなってしまいます。

タイプ別に、SES事業の始め方(売上UP)を考えていきます。


⓪案件から?要員から?


SES事業を始めようという方は、
なんとく、その構図が分かっていて、案件に要員をマッチングすれば良いと
思っていると思います。
まさに、その通りかと思いますが、
三次請け、四次請けの案件に、エンジニアをマッチングするのは
単価の観点(単価・粗利が安い)からも、あまり現実的ではありません。

あまりに単価が低いと、エンジニアそのものが集まりません。

まずは、事業のコンセプトをしっかりと作り込み、
どんなSES事業をやるのか?を、しっかり設計をしましょう。

結論から話してしまうと、案件から始めるほうが良いでしょう。
SESは無在庫で始めることができるビジネスです。
エンジニアを抱えて案件を探す事は、このメリットを活用していない事に
なります。

①受託開発は行っているが、SES事業はこれから


既存顧客からSESニーズを拾っていきましょう。
請負の顧客へ、SES(準委任型)の提案をするので
メリットを伝えなければなりません。

常駐することで、顧客とも顔を突合すことが多いので
開発以前の要件定義フェーズやPMとしてプロジェクト推進を
担うあたりの提案がハマると思います。

要員は、自社のエンジニアがベストですが、
リソース確保が必要な場合は、採用やパートナー調達など
自社の状況に合わせて考えていきましょう。

②代表1人稼働で、SES事業を行っている


PMやイニシアチブを握れるポジションで、プロジェクト参画をしましょう。
なぜなら、増員判断に関わることができるからです。
現場との信頼関係構築はもちろんのこと、エンド直でない場合は
商流と相談しつつ、自社からの提案が可能か?を確認して進めて
いきましょう。(自身で面倒を見るので、増員したいとお願いしてみ
ましょう)
もちろん、日々エンジニア調達ルートを構築しておくことが
大切になります。

③受託開発・SES事業もまだ何もしていない。


エンド、元請の案件をとりにいきましょう。

また、マッチングを主体としたSESではなく、
何か技術に特化したSESを始めよう。
(小さく始めて、増員で大きくしていこう。)

最初に稼働するエンジニアが要であることと
顧客数は、数社に絞り注力して提案活動をしていこう。

顧客からは、よく提案をしてくれる営業会社という
認識で良いかと思います。

稼働数が増えてきた頃に、
会社のコアとなる人材採用を行っていきましょう。

④フリーランス稼働しているが、SESで売上をUPしたい


現場との信頼関係や商流との関係性もありますが、
増員の前に、自身の単価アップを狙っていきましょう。

また、プロジェクト内でリソースの増減に関わることが
できるのであれば、商流に関わる営業と協力し、増員提案していきましょう。まだ法人でない場合は、営業支援費という形で、商流のSES企業とタッグを組むど工夫していこう。

❏SES事業で注意したいポイント


SESは儲かるという観点のみで始めてしまった場合に陥ってしまうのが、
案件・要員の大量配信です。
相手のメールメールボックスを占拠するくらいの配信をしたところで
見てもらえるだろうか…?

また、商流の深いところで単価の低い案件を扱っていても
調達が困難になるので、早期にエンド・元請の案件獲得に切り替えて
いきましょう。

良い意味で、自社のポジションを作っていくことが大切です

例:
・◯◯の技術に強い
・◯◯ならあの会社に
・◯◯の相談なら、◯◯に

と思い出してもらえる会社になっていきましょう!


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また、継続的なサポートをご希望の方には、MENTAでの、
SES営業さん支援を行っていますので、ご検討ください。


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