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ITSMツールで何を実現したいのか?
以前、「ITSMツールからITサービスマネジメントを学ぶ」というNote(下記)で、「PinkVERIFY™」というITSMツールの標準への適用度合いを認定する資格についてご紹介しました。
上記Noteでは、認証取得しているツールを紹介するにとどめていましたが、「ITSMツールで何を実現したいか」を考えた時に、どのツールがどの範囲をカバーしているのかを確認する必要があり、その際に参考になるサイトがあったので、補足情報としてご紹介します。
PinkVERIFY®の各ITSM認証範囲を一覧にしたサイトです。
例えば、ServiceNowだと、19のプロセスをカバーしています。(正確に言うと認証を受けている)
![](https://assets.st-note.com/img/1683941617158-onar4Ez0ci.png?width=1200)
一方、JIRAだと7プロセスをカバーとなっています。
![](https://assets.st-note.com/img/1683941744983-kwQLQECfAt.png?width=1200)
日本企業では、野村総研のSenju/SMが5プロセスをカバーしています。
![](https://assets.st-note.com/img/1683942546137-8Q1NSW6ZPK.png?width=1200)
各ITSMツールでどの範囲がカバーされているかを確認したうえで、自組織がITSMツールを使って実現したいことができるツールを候補として選んでください。
1点誤解のないように記載しておくと、重要なのはカバーしている範囲の広さではなく、適切なコストで皆さんの組織が実現したいことを実現できるツールかどうかです。
実現したいことを定義するにあたっては、直近だけではなく将来を見据えた要件を整理したうえで費用対効果を試算し、ロードマップを策定しましょう。その際、ITSMのみならず他領域においても同ツールで統合したいという要件があるのであれば、その点も考慮しましょう。(ESMを対象にすると、ServiceNowなどツールが限られてきます)
本日は以上です。
#よろしければ 、すき!いただけると嬉しいです。
(5/20追加)
PeopleCertから Pink Elephantとのパートナシップ締結を終了する旨のアナウンスがありました。果たして今後どのようになるのか・・・要チェックですね。。
![](https://assets.st-note.com/img/1684544836429-uT7m6ylGFo.png)
#以下、参考情報となります。よろしければご参照ください。